トーノZEROのアニメ感想です。
2010/10/17のブレイヴの感想。
サブタイトル §
覆面の超覚醒! 幻羅星龍ガイ・アスラ
あらすじ §
馬神弾は、ザジに対する切り札として街に捕まっていた魔族の子供2人(アンとファン)を無理矢理連れて行きます。
行方不明だった覆面のバトラーであるグレート・イーグルが馬神弾に戦いを挑みます。グレート・イーグルは人類を守って戦っていましたが、行方不明になっていました。
馬神弾は、グレート・イーグルの正体を街にいたルチャ・リンブレイと見抜きます。そして勝利します。ルチャは正体を現し、みんなのために戦う、そして許してくれと言います。しかし、歓迎されます。
感想 §
馬神弾は魔族と戦うためにこの時代に呼ばれたわけです。しかし、早くもこの段階でその「当たり前の前提」が崩れていきます。馬神弾は、切り札として閉じ込められていた魔族の子供を、街の人々の目の前で連れ出します。しかも、まるで人質を取る町長達を悪者であるかのように厳しい目で見ています。文句を言う相手には、じゃあバトルをするかと凄みを見せます。
そして、今回対戦することになる相手は、人類を救うために戦ったかつてのヒーロー。本来なら仲間であるはずです。対戦するような形にはならないはずです。
つまり、この話は単に悪を倒して終わるような単純な話にはなり得ません。ワクワクしますね。
この街の秩序は、町長が正義であり、ルチャが暴れん坊の迷惑者という構造だったはずです。しかし、馬神弾が行ったことは、町長を暗に否定し、バトルを要求するルチャに答えることで、ルチャを更生させたわけです。馬神弾の正義は町長の正義とは相容れませんが、人類の助けにはなります。戦士が復活したわけですから。
ならば、馬神弾にとっての正義とは何か。彼はいったい何を助けるために動いているのか。魔族を含む人間関係がどんどん複雑になって行きます。
今回の戦績 §
馬神弾(勝者) vs グレート・イーグル(ルチャ・リンブレイ)