「今になって急に分かった」
「何が?」
「アニメ第1シリーズのガミラス星で波動砲を撃つとき、古代は目標SE25、NW50という」
「うん」
「SE=South East, NW=North Westとすれば、辻褄が合う」
「なるほど」
「誤差修正SE1205のSEもおそらく同じだろう」
「でも、それ何の意味があるの?」
「ヤレタラの台詞と同じで、それっぽいだけで意味は無いのだろう」
「そうか」
「ちなみに、50を2で割って25。25を2で割って12.5だけど、そこを1205と表記すると数字も解釈出来る」
「まさに無意味だね」
オマケ §
「ネタ本文が短いのでオマケだ」
「なに?」
「そういえば昔、イスカンダルのトーフ屋ゲームってのがあったなと思ったら作者が自らネットで公開していた」
「懐かしい」
「何もかもみな懐かしいよな」
「往年の月刊ASCIIというかTBN掲載だったっけ? 思い出すよな」
「最初に見たTBNの表紙はアルカディア号もどきだったしな」
「わははは」
「でも、まだ驚くのは早かった」
「なに?」
「天体写真をやっているカメラマニアの知人が、最近知り合ったとして出したURLのサイトはここ」
「なに? クリックして確認しろ?」
「別に閲覧するデバイス次第でカーソルで選んでEnterでも何でもいいんだけどな」
「見たぞ。ははは。そういうことか」
「気分は飛んでイスカンダルだ」
「それも懐かしい表現だよな」
「うん、何もかもみな懐かしい」
オマケ2 §
「まあ、若さゆえの過ちも多く残した時代だけどな。さらば宇宙戦艦ヤマトの初日に映画館に行ったら列が長すぎて断念して帰ってしまったとか」
「思い出は美化されるだけで、実際は恥ずかしいよね」
「そうだ。第1作の映画で行列を見ているはずなのに、ヤマトに人が来るわけがないとなめてゆっくりでかけたミスだ」
「うん、何もかもみな恥ずかしい」
オマケIII §
「若い頃は映画を見るのは特別だったんだ」
「どうして?」
「都心に出るのはそれぐらいだったからだ」
「そうか、子供は地元の学校に通ってるだけだからだね」
「うん。だからパンフも買って、映画の帰りは新宿なら紀伊國屋書店、渋谷なら東急文化会館の三省堂に寄ってさ。地元の本屋で売ってないような本まで買ったりしてさ。かなりの出費だった」
「金が掛かる子供だった?」
「そうじゃない。金が掛かるから滅多に映画館に行けなかったのだ。そこまで金を出す必要なんて無かった」
「本まで買い込むとは無駄な出費だったね」
「うん、何もかもみなバカバかしい」
オマケ復活編 §
「メッツラーって頭がいいのかね。悪いのかね」
「SUS要塞が敗北したあと、すぐに心理戦に切り替えてヤマト乗組員に恐怖を与えたのは賢明な措置だろう。もう軍事力がないから心理戦に切り替えるのはリーズナブルで妥当だ」
「でも、2回目で要らぬヒントを古代に与えて逆に墓穴を掘ってしまった」
「そうだ。メッツラーは賢いというよりも、こざかしい奴なんだ」
「そもそも、関係無い連中を巻き込んで戦わせたあげく、味方まで巻き込んで攻撃したりして、SUSのやり方そのものがこざかしいしね」
「うん、何もかもみなこざかしい」
ここからはオマケのターンだ §
「ターンといえば」
「ターンテーブル?」
「じゃなくて、ターンは流行語的に使われているね。ここからはオレのターンとか、ずっとオレのターンとか」
「そうだね」
「ゴセイナイトもそんな感じだし」
「それで?」
「でもターンというのは本来はゲーム用語であり、ターンのないシステムのゲームも珍しくない」
「そうか」
「そういう意味まで分かってみんな使っているのかは分からないな」
「確かにゲーム用語として正確に分かっているかは分からないね」
「ターンとくればフェイズだから、フェイズも語ってれば分かってるはずなのだが」
「そうだね」
「というわけでゴセイナイトがフェイズを語ったらどうなるか考えてみた」
アラタ「ゴセイナイト助けて!」
ゴセイナイト「ここからは私のドローフェイズだ」
ゴセイナイト「私はデッキから1枚カードをドローし、手札に加える。フェイズエンドだ」
アラタ「ええっ、助けてくれなの!?」
ゴセイナイト「まだ私の戦闘フェイズではないからな」
アラタ「そんな、いつになったら戦闘フェイズなんだよ」
ゴセイナイト「敵の移動フェイズの後だ」
アラタ「そんなぁ」
(ちゅどーん)
ゴセイナイト「喜べ、ついに来たぞ。私の戦闘フェイズだ」
アラタ「やった、はやく敵を攻撃してよ」
ゴセイナイト「それはできない。まだ敵と距離が遠いからだ」
アラタ「だったら接近してよ」
ゴセイナイト「それはできない」
アラタ「どうしてなんだよ!」
ゴセイナイト「まだ私の移動フェイズではないからだ」
アラタ「ひ~」
(ちゅどーん)
ゴセイナイト「喜べ、ついに来たぞ。私の移動フェイズだ」
ゴセイナイト「ん? どうしたゴセイジャー。嬉しくないのか?」
ゴセイジャー「遅いんだよ、もう敵を倒しちゃったよ」
ゴセイナイト「そうか」
ゴセイジャー「ここからは俺たちの戦闘フェイズだ!」
ゴセイナイト「な。何をする」
(ゴセイナイト、タコ殴り)
アラタな脅威が宇宙を席巻していた。地球はまだその事実を知らなかった
誤認の天使(誤認の天使)ガンガンバルバルミラクル♪
「わははは。オチはヤマトか。でも本体はヤマトじゃない」
「ヤマトネタでやり直そうか」
「このままじゃ使い物にならなくなっちゃいますよ」
「艦長!」
「待つのだ。こちらの戦闘フェイズが回ってくるのを」
「そうか。戦闘フェイズが回ってこないヤマトは撃たれっぱなしの瀕死の狸なんだね」
「でも、戦闘フェイズがまわってくれば、撃たれっぱなしのガミラス高速空母になるぞ」
「あれだけうるさく飛び回っていた艦載機も再出撃できないってことだね」
ここからはオマケのターンのオマケだ §
「上のネタもちょっと古くないか?」
「ゴセイジャーの放送終わってるからな」
「これでも遅延された原稿?」
「そうだ。以前別の原稿で書いた『ターンといえば』から続く文章のバリエーションとして書かれたもので、ゴセイジャー放送終了前に書かれている。いろいろあって遅れたわけだ」
「しかし、ゴセイジャーネタでヤマトにつながるとは思わなかったよ」
「本来はそこまで行く予定では無かったが、ゴセイナイトに降りかかる予想も出来ない脅威を新たな脅威と書いた瞬間につながった」
「新たなヤマトがいま旅立つのだね?」
「なんか違う」
「じゃあ、行こうか。新たな決意で」
「新たな顔じゃなくていつもの顔だけどな」