「自販機はすでに電力ピーク時に9割電力カットの対策済み」日本自動販売機工業会発表より
分かりやすい表現なら「こんなこともあろうかと」というあたりだろう。
「自動的にピークタイムで全国の自販機の商品電力が落ちています」
「真田さんだ!(勘違い)」
「こんなこともあろうかと」 §
「まるで真田さんがそこにいるようだ」
「アニメ本編では『こんなこともあろうか』なんて言ってないんだけどね」
「でも、周辺では数限りなく言ってる幻の名台詞だ」
「存在しないのにそこにある。まるで豆腐小僧だね」
「それがヤマトという船に乗り込んだ者の宿命なんだ」
「は?」
「俺たちは誰の船に乗ってる」
「沖田艦長?」
「真田さんがいじり倒した船だぞ!」
「ぎゃふん」
東電の悲劇は…… §
「やはり東電の悲劇は真田さんがいなかったことだろう」
「こんなこともあろうかと用意していた予備発電所から電力を供給できずに輪番停電ってことだね」
「いや違うかも知れない」
「は?」
「今頃原発事故で手足を吹っ飛ばされて入院中かもしれないぞ。そして、科学という奴の傲慢さが憎いと思って、作り物の義手義足を付けて復活してくるかも知れない」
「そっちかい」
「いずれにせよ、活躍は2199年まで待て。2011年ではまだ早い」
「身体の方が朽ち果てるよ」
オマケ §
「第2次関東大震災も近いのかも知れない」
「余震も余震じゃ無い地震も多いしね」
「突然だが第2次関東大震災対策を思いついた」
「どう対処するんだい?」
「地震警報が来たら関東平野を浮上させるのさ」
「地震を回避できても宇宙人に攻められちゃうよ」
「そうなったら真田さんの出番だ」
「まさか」
「こんなこともあろうかと密かに準備してあった超兵器を出してくる」
「どんな兵器?」
「その名もゼロ・ファイターだ」
「零戦かい」
「サンダーバード6号と称して複葉機を持ち出すブレインズに負けるな!」
オマケ2 §
「復活編で真田さんは死ぬ覚悟ができていた」
「うん」
「でも、自分がこんなこともあろうかと準備したトランジェント波動砲の六連発射プログラムで地球ごと救われた」
「それで?」
「これが黄金の真田パターンなんだよ」
「えっ?」
「宇宙要塞13号でも、真田さんは死ぬ覚悟ができていた。でも、こんなこともあろうかと仕込んでいた手足の爆弾で敵を破壊して奇跡の生還を果たせた」
「なるほど」
「空間磁力メッキは覚悟する時間の余裕が無かったんだけど、森雪がコスモクリーナーDを動かした時点ではやはり死ぬ覚悟はできていたと思う」
「都市帝国では覚悟どころか死んじゃうけどね」
「でも、死ぬ覚悟でこんなこともあろうかと持ってきた爆薬をセットしたと思えば同じこと。結末に生死は問われない」
SPACE BATTLESHIPオマケ §
「結局、SPACE BATTLESHIP ヤマトの何が良かったのかといえば、柳葉敏郎は分かっていたんだよ。真田の死ぬ覚悟が」
「聞く前から自分の配役を当てられるほどこだわりがあったってことだね」
「だから最後に、『行くぞ斎藤』と言われて斎藤も嬉しそうに『了解』って付いていくわけだよ」
「最後の見せ場として、CGのデスラーを食って『ニヤリ。カチ』ばかり印象に残るわけだね」
「それに、ほとんどの重要なシーンに柳葉敏郎の真田さんがいて、台詞が無くても『じっと見ている』というカットがあって存在感があるんだ」
オマケ復活編 §
「なんか最近ネタがまた吹き返してないか?」
「してるしてる」
「収束すると思ったらこんなに」
「世の中にヤマトネタは尽きまじ。いや、マジで」
「ダジャレかい」
「書き足すことがおおくて、ネタが終わりそうなのに終わらない」
