Written By: 川俣 晶
「というわけで、今日は電車に乗った」
「わーい」
「でも。駅でPASMOの残高を調べようと券売機に入れたら拒絶された」
「なにっ? 何か魔改造したのか?」
「してへんしてへん。ただの記名PASMOや」
「じゃあ、電車に乗れなかったの?」
「いや。乗れた。残高は十分だったからだ」
「意味分からないよ」
「では説明しよう」
「PASMOで改札を通る場合は実はタッチする必要がない。タッチアンドゴーと言っているが、実は接近させるだけでいい。表裏も関係ない」
「うん。タッチしなくても認識されるよね」
「でもさ。これは自動改札だけの話だったんだ」
「えっ?」
「券売機に入れると、実は裏の黒い部分で表裏が認識される仕組みだったようだ」
「それで?」
「PASMOを長期間使って禿げてくると、その黒い部分が正しく認識されなくなるらしい」
「ええっ?」
「というわけで、帰りに桜上水駅の定期券売り場に持っていってPASMOを交換してもらった。所要時間は5分ぐらいかな」
「認識するシステムが自動改札と券売機で違ったということだね」
「知識があれば別だが、いきなり遭遇すると焦るぞ」
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