「SPACE BATTLESHIP ヤマトBDのオマケ・シリーズのパート3!」
「最重要人物のツーショットだね」
「問題は、どっちが格上なのかってことだ」
「えっ?」
「映像での扱いは、明らかに木村拓哉が格上なんだ。名前も先に出てくるしね」
「うん」
「でもさ。実際の映像では、まず木村拓哉さんが山崎貴さんを紹介するところから始まる」
「ええっ?」
「つまりさ。木村拓哉さんはよく気がついて相手を立ててるんだよ。自分から格上に立とうとはしない。ふんぞり返らないんだ。実はこの冒頭の紹介の瞬間だけで凄いものを見た気がするよ。先に成すべきことに気付いて実践したのは木村拓哉さんなのだ。良く気がつく人だ」
「大スターじゃないぞ」
「あるいは、それが大スターなんだろう」
「ひ~」
「あとは夢中になって見てたから覚えてない」
「おいおい」
「ちなみ、山崎監督が言っていたソフトの話は、SPACE BATTLESHIP ヤマトが表紙のCG Worldのバックナンバー見れば具体名入りで説明があるからね」
「ちゃんと覚えてるじゃないか、おまえ」
オマケ §
「結局、2人が同じ目標に走れたのは、ヤマトだからこそ、ということだろうな」
「イメージの摺り合わせが不要ってことだね」
「ある意味で、それが宇宙戦艦ヤマトなのだ」
「でも、山崎努には原作読まなくていいと言ったわけだよね」
「そうだ。なぜなら、彼には原作を逸脱するサプライズを期待されているからだ。原作を意識されてはかえって上手く行かない」