「裏番組の猿の軍団の小松左京さん死去」
「ご冥福をお祈りします」
「1つの時代が終わりつつあるよなあ」
「まあ昭和は遠くなったのだし」
「でも。本当に重要な訃報はこっち」
「えっ?」
「がーん」
「知らなかったのか。数日前から流れているニュースだ」
「こっちはヤマト的により重要だね」
「直接的なスタッフだからな」
「しかし、世間は北斗の芦田豊雄なのね」
「けしてダイアポロンの芦田豊雄ではない」
「じゃ、君は何の芦田豊雄だと思っているんだ?」
「ガラット……かな」
「ヤマトじゃないのか!」
「よし、それじゃ14万8千光年の彼方まで幻の石炭飴を探しに行くぞ!」
どんどん死ぬと…… §
「西崎さんを始め、どんどん人が死んでいる」
「ヤマト、猿の軍団、アルプスの少女ハイジのうち、ヤマトと猿の軍団のキーパーソンが亡くなってしまった……。とすれば次は当然」
「俺たちの世代の番だ」
「ぎゃふん」
「上の世代が消えていくと、次はお前らにお迎えが来る番だぞと言われているようなものだ」
「それで今の心情は?」
「オレが死んでもよ、棺桶いらぬよ。コックピットに座ったままで、閻魔大王に会いに行くよ」
「なんか違う」
「もとい、まだ具体的なことは考えていない」
「たとえば、葬式はヤマトで送ってくれとか、宮川泰みたいなことは言わないの?」
「うーん、迷惑だから別にいいや」
「棺にロマンアルバム入れてくれとか」
「貴重品だから燃やさないでとっておけ」
オマケ §
「上の世代が消えていくと、次はお前らにお迎えが来る番だぞと言われているようなものだ」
「それで今の心情は?」
「人はみな遠ざかり、夢ははてようと。いつかまた巡り会える」
「どうやって死者と巡り会うんだよ」
「天国で」
「ぎゃふん」
「天国よいとこ一度はおいで。(佐渡先生の)酒は美味いし(ブラックタイガーの)ねえちゃんは綺麗だ」
「でもそこは森雪派と相原派がバトルしそうだ」
「佐々木派は?」
「知らん!」
オマケ2 §
「でも天国で待っているのはパパの方だ」
「古代が『やあ』と待っている」
「真田も斉藤も待っているぞ」
「空間騎兵隊全員と森雪以外の戦闘機パイロット全員と真田さんが揃っているな」
「安藤と第3艦橋クルーも忘れるな」
「かなりの大所帯だな」
「SPACE BATTLESHIP ヤマト乗組員着席! とか古代が天国で仕切ってそうだだな」
「仕切り屋古代!」
オマケIII §
「でも天国で待っているのはパパの方だ」
「島相原以下総員18名以外は全員戦死だからな」
「しかし、天国に行った女が森雪だけとは寂しいぞ」
「大丈夫。すぐにテレサも行くから」
「おお、裸のねえちゃんだ!」
「天国に行ったら反物質でも触り放題だ。何しろもう存在していないのだからな。はははは」
「これが宇宙の愛か」