「Core i7-2600のニューマシンだが、体感速度がぜんぜん速くない」
「どうして?」
「結局、ネットワークとHDDが律速になっているからだ」
「CPUの速度は問題になっていない、ということだね」
「ネットワークの速度はなんら変わっていないし、HDDも劇的に速くなったわけではない」
「メモリは増えてるじゃん」
「4GBが8GBになったが、実はそれぐらい焼け石に水だと分かった。やはり、最低12GBは欲しいな」
「頭がクラクラする容量だね」
「しかし、今時非現実的な容量じゃない」
「それじゃ、HDDは?」
「ストライプセットを前提に使うべきであった」
CPUの速さを体感できるのは? §
「じゃあ、CPUの速さを体感できる利用方法って無いの?」
「最初は、SandCastleの遅いビルドが速くなるのではないかと思ったがあまり速くならなかった。やはりHDDが足を引っ張っている感じだ」
「じゃあ、CPUの性能を体感できる応用は何もないの?」
「そうでもない。実はPoser8のレンダリングが爆速だ。待たないどころではなく、あっという間に出てくる」
「3DCGの世界か。確かに、HDDやネットワークに制限されない用途だね」
「実は、重すぎてPoserのアニメーションは今まで考えていなかった。しかし、今ならできるかもしれない」
「そんなに?」
「たとえば、以下のアニメーションは30フレーム計算するのがほんの一瞬だ。待たされたという意識もないよ。1秒ぐらいじゃないかな」
「そりゃ速い」
「でもいいのかな。Poserでだけ速さを実感できるマシンって」
「そ、それは……。君に遊べという天の声?」