「自宅のバックアップ用HDDの容量がそろそろピンチだ」
「それで?」
「仕事場のバックアップ用HDDの容量もピンチだと分かった」
「HDDぐらい買えばいいじゃん」
「貧乏なので、ぎりぎりまで引っ張ったのだ。でも、もうダメなので諦めて買うことにしたよ」
「それで?」
「2TBにするか3TBにするかで悩んだ」
「ベアドライブなら3TBでも高くない。しかし、USB接続で持ち運んでバックアップに使うとなると、USB接続用のHDDユニットは高くつく」
「まあそうだね。裸のドライブではUSBで接続できないしね」
「2TBなら安いが、3TBはけっこう高く付くことが分かった」
「それで?」
「あとは、3TBだとWindows XPなどでの扱いに制約が出ることも分かった」
「それは痛いね」
「そこは割り切ることにした。このあと、XPマシンは徐々に退役していくことになるからね。XPマシンのデータはLANとWin7マシンを経由してファイルを書けば良いと割り切った」
「そうか」
「値段の件は、要するに空のHDDケースを買って使い回せばいいじゃん、と割り切った」
「それで?」
「以下の製品をAmazonで買ったよ」
- Western Digital Caviar Green 3.5inch Intelipower 3.0TB 64MB SATA6.0Gbps WD30EZRX
- 玄人志向 3.5型HDDケース SATA接続 電源連動 USB2.0対応 マットブラック GW3.5AA-SUP/MB
「素人志向の君が玄人志向の製品を買うとはね」
「そこはあまりこだわっていない。安ければ何でも良かった」
「どうしてそこんまで割り切れるの?」
「バックアップ用といことは、たまにしか電源を入れないからだ。耐久力などは求めていない」
「日々のバックアップには使わないってことだね」
「そうだ。どのみちアクセスしない古いデータが山のようにあって容量を圧迫しているんだ。どんどん逃がせば隙間が空けられる」
使用感 §
「それで使用感はどうだい?」
「うーん、特にこれといって問題は無いな。けっこう熱くなるけど。それだけ」
「USB 2.0接続で良かったの? USB 3.0じゃないと遅すぎるとか、そういう話しは無いの?」
「うちの場合は2.0で十分だ」
「どうして?」
「本体側も2.0のコネクタしか無いからだ」
「ぎゃふん」
「そうそう。差し込んでも使えないので『あれ?』と思ったら、コンピュータの管理でドライブレターを割り当てたらアクセス可能になった。まさにそれだけ。差し込んだらそれで認識した。接触不良は別としてな」