烏山川の甲州街道以南を辿ってみました。
目的は、以下の3点が繋がっていることの確認です。
- 甲州街道で見つけた橋跡
- 旧甲州街道で見つけた怪しい場所
- 京王線に乗って窓から見えた怪しい場所
しかし、実際は更に以下の2点が繋がっていました。
- 小さな碑があった場所 (流路から少し離れた脇)
- 世田谷文学館から辿ったことがある烏山川の跡
上の方はけっこう意外。
下の方は、世田谷文学館側の下流からは途中までしか探れなかったものですが、上流側から辿ると連続性が見えてきました。
まあ、狭い範囲は有名な川なので、詳しい話は置くとして。
途中で見つけた烏山側の支流らしい場所を2つ。
その1 §
goo地図の昭和22年の航空写真でも水路っぽいのでほぼ確実。
その2 §
ここは良く分かりません。水路跡っぽいけれど、goo地図の昭和22年昭和38年では裏付けが取れず。しかし、最終的な整理統廃合でここが水路だった可能性もあり得ます。
感想 §
よくあるパターンは、農業用水として複線水路が整備され、それが単線の下水の改修され、暗渠化され、道路化です。なので、痕跡は単線で残ることが多いのですが、このあたりに関しては烏山川の痕跡が複線で残っています。ここはとても興味深いですね。
都市化が遅れた結果、単線に改修される前に暗渠化されてしまったのでしょうか。
ちなみに、複線の1本はなんと芦花公園駅のホームの下で交差しています。列車の編成が長くなってホームを伸ばした結果、交差してしまったのでしょう。