「これを書いた人は第2世代オタクらしいのだが、彼らの世界観にはもうヤマトは机上の知識としてしか存在しない。ついでにアトムもな」
「突然、気付いた」
「何に?」
「アトムの子らと、沖田の子供達は、構造上の相似だったのだよ」
「えー」
「アトムとヤマトの相似関係はあるのかもしれない」
「ほんとに?」
「始まりと終わりは確かに似ているように思われる」
「まさか」
「トビオが死んで機械として蘇る。これは戦艦大和が沈んで宇宙戦艦ヤマトとして蘇るのと構造的に似ている」
「じゃあ終わりは?」
「アトムは太陽に突っ込む。しかし、復活する。ヤマトはアクエリアスに突っ込むが復活する。あるいは、超巨大戦艦に突っ込むが無かったことにされて復活する」
「結局ヤマトは虫プロではないが、虫プロ系の作品ってことだね」
「更に言えば、アトムには『家族』という要素が色濃いが、ヤマトも同じだ」
そもそも §
「そもそもアトムとヤマトは名前が似ている」
「えー」
- カタカナ3文字である
- トを含む
- マ行音を含む
- あ段音を含む
「だからさ。大和と呼んではだめだったのだ。カタカナ表記でヤマト」
「大和ではアトムに似ないわけだね」
オマケ §
- 小さい身体にやたら馬力のあるエンジンを積む
- もともと空を飛ばない存在だが、復活すると空を飛べる存在になる
「このへんも似てるかな」
「復活、リメイクされるのもな」