「DVDをA-Bリピート再生させて、何回もタヌキを聞いた」
「物好きな」
「この件に関して疑問は無い。沖田の台詞は『瀕死のタヌキ』でほぼ間違いない」
「じゃあ、『石のタヌキ』は空耳?」
「空耳と思われる……と思うのだが、そう簡単に割り切れない」
「なぜ?」
「実は空耳台詞は自分も多いからだ」
「えー」
「だからさ。あの頃はまだテレビに音声多重放送は無く、ステレオ放送も無かった。再生機器の音質もあまり良くなかった。そういう状況で、空耳は多発したものと思われる」
「そうか」
「それとは別の問題として、この場を表現するのに『瀕死のタヌキ』で本当に良いのかという疑問はあり得る。瀕死とは死に瀕しているということだが、ヤマトは死に瀕してはいない。実際はほぼ無傷なんだ」
「だから擬死の方が適切という考え方もあるわけだね」
「そうだ」
オマケ §
「大スクリーン動力回路準備よし、って台詞は青野武さんかな。他にもいくつか」
「真田登場は第3話?」
「そうだ。でも第2話のEDに真田の名前は無くても青野武さんの名前は入っている」
オマケ2 §
「ちなみにシナリオだと第2話の第1艦橋で攻撃されているのにアナライザーによる森雪のスカートめくりが行われている」
「なぜカットされたのだろう?」
「このシーンの森雪はスカートはいてないから」
「ぎゃふん」