「2012/7/21~9/17に、世田谷文学館でこれが開催される」
「宮崎駿とはあまり直接関係しないように思えるけど」
「宮崎駿は児童文学大好きだからな」
「しかし、なぜ世田谷で?」
「実際にはいろいろな場所でこのイベントは行われているようで、巡回しながら世田谷にも来た、というのが正解だろう」
「なるほど。新宿で上映していた映画が、その後で三軒茶屋でやってるようなものか」
「ムードとしてはその通りだろう」
「でもなぜ衝撃なんだい? 児童文学のイベントがあるのは奇異では無いのだろう?」
「ポイントはそこじゃない」
「どこ?」
「主催が公益財団法人せたがや文化財団世田谷文学館と「借りぐらしのアリエッティ」製作委員会なのだ」
「アリエッティ? ジブリの最新作でもなければ、宮崎駿監督作品でも無いぞ」
「実はどっこいアリエッティは生きていた。それが衝撃だった」
「へ~」
「特に『アリエッティ』というのがポイントだ」
「どうして?」
「仲間が減っても必死にいつまでも生き延びているのがアリエッティという映画じゃありませんか」
「ぎゃふん」
「というわけで、久々にアリエッティ気分に浸れました」
「いいのかよ、それで」
ついでに言えば §
「川沿いの屋敷が舞台になっているのがアリエッティ。世田谷文学館は、烏山川の跡地に隣接して経っている。そういう意味でも、アリエッティ向き」
「そうか。そこを気にするのが河川マニアってことだね」