「なあ、これってコスモタイガーだよな?」
「何のアニメを見てるんだよ」
「ギャラクシーエンジェル再放送」
「ヤマト2199のCMが入るから見ていたんじゃないのかい」
「そう思ったのだけど、実は本編までヤマトネタが入ってのけぞった」
オマケ §
「BAKUMANの新刊が思いっきり声優ネタで笑った」
「このキャラとこのキャラが同じ声優だとか?」
「そうじゃなくて、声優の交際発覚というよくある話」
「交際相手がいると知ると突然バッシングするとかいうアレ?」
「声優ファンが処女じゃないと決めつけるとかな。いろいろアホな話はある」
「それで?」
「前にも言ったが、アニメファンとは声優が熱く語れて当たり前だが、どのスタッフも語れて当たり前。声優と同じぐらい熱くアニメーターを語れるのがアニメファンだろう。そこで、声優だけ突出させたら声優ファン」
「そこはいびつということだね」
「声優はアイドルじゃないんだ。演技者なんだ。だから自分とは違う誰かになる。中年が子供にだってなる」
「そこで、処女じゃないとか交際相手がいるとか人妻とかいうことは意味が無いってことだね」
「そうそう。別の誰かになる仕事なのだから、プライベートが何であれ、そのキャラに成り切れれば成功というものだ。そのレイヤーをすっ飛ばして本人に直接結びついてしまうのは演技者としての仕事への冒涜だよ」
「それで、声優ファンは汚いと思うわけだね」
「そうそう。その汚さが遺憾なく描かれているという意味で、BAKUMANの新刊は凄みがあったと思うけど、気持ちの良いものじゃないよね」
「君は声優と何か関わりがあるのかい?」
「別に無いよ。まあごにょごにょだけど」
「なんだよ、そのごにょごにょって」
「友達にも恋人にも奥さんにも婚約者にも声優はいないから安心したまえ」
オマケ2 §
「BAKUMANの新刊」
「それがどうした?」
「『これこそ最高に燃える状況だよ』的な台詞を、新妻エイジがSBヤマトの古代みたいに言う話しであった」
「ぎゃふん」
「燃えるジム、燃えるボタン、燃える機関車エイジ♪」
「それはかなり違うと思うぞ」
