「1つだけ緊急補足情報だ」
「なんだい?」
「国立科学博物館の『マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展』は2012年6月24日までで残り時間が少ないので」
「インカとヤマト関係無いぞ」
「いやいや。インカの話ではない」
「なんだって?」
「このイベントではメガネを掛けて見る3D映画を上映している」
「それもヤマト関係無い」
「まあまあ」
「早くポイントを言えよ」
「この映画、上映中に途中でスクリーンが横に広がるんだよ」
「えっ?」
「現代に蘇ったワープディメンジョン方式だ」
「まさか」
「上映中に広がるスクリーンが見たい人は2012年6月24日までに上野に急げ!」
オマケ §
「ところで、なぜ上野は病んでいるの?」
「いや、『急げXX』って書いたら続きは『XXは病んでいる』だから」
「ぎゃふん」
オマケ2 §
「ところで、なぜ上野は病んでいるの?」
「この展示を見て、出口に向かうとシアター360という360度全天球シアターがある。ここで上映している映像は何本かあるが、『海の食物連鎖 -太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ-』はナレーター:竹中直人、音楽:川井憲次で凄く押井映画っぽい」
「天下の科学博物館が押井風か。確かにどこか病んでいるな」
「海の食物連鎖を下から辿って最後は回転寿司というオチも冴えている傑作だ」
「そうか」
「こっちは3D映画ではないが、全天球360度スクリーンなので、凄く立体的で広い感じがする。表現方法が違うのに、広々とした映像という点は同じだ。映像技術的に見比べても面白いと思うぞ」