0607より
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バラン軌道上の巨大構造物、ビーメラ星の廃墟メカなど。
「巨大構造物ってなに?」
「知らん。バラン軌道上にあるのは人工太陽以外知らん」
「廃墟メカってなに?」
「知らん。ガミラスからもらった大砲以外何も知らん」
「つまりどういうこと?」
「先に行けば行くほどヤマトとは違う何かを見せられる可能性がある。ドッキドキですね」
「えー」
「でもバラン星でありビーメラ星なので、妙なところで律儀に設定を守っている部分がある」
「守ってるのか。そこは愛せそうだね」
「守る、愛してるわ、守る」
「いや、スターシャじゃ無いし」
オマケ §
「ジャケットのイラストは森雪だけ」
「いいんじゃないか?」
「どうして?」
「第二章のポスターは古代、雪、コスモゼロを入れたイラストだが、森雪は強引に胸とお尻を見せる振り向き姿勢で不自然この上ない。オタクの世界では定番だろうが、それは別の世界の話だ」
「それで?」
「このCDのジャケットイラストはポーズが自然で、性的アピールポイントを強引に見せようとしていない点で好感が持てる」
「それがポイントなのか」
「そもそも、森雪のコスチュームはそのままで十分にエロい。着ているだけでエロエロ」
「おっさんの煩悩全開ってことだね」
「ある意味でそれで十分。あとはワープで脱げるだけでいい」
「あ、相原君が!」
「そうそう。後はネグリジェ姿で廊下に飛び出してくれればそれでいい」
「カルダン風にまとめなくていいの?」
「もう、アナライザーったら」
オマケ2 §
「どうでもいいけど、ヤマトファンの世界にも派閥があっていろいろうるさいようだ」
「どろどろしているってことだね」
「そういう意味で、出遅れ組のおいらはむしろ自分の世界を作ってしまった」
「どうして?」
「まさか、今時ヤマトを真面目にやる奴が他にいるとは思いもしなかった」
「復活篇の時期だね」
「というわけで、自分も派閥を構えるとすれば何と名乗るか」
「西崎派とか松本派みたいなものだね。ここは小林派とか、出渕派を名乗るわけ?」
「いや、必死に夜も寝ないで昼寝して考えたのだ」
「なんだよ」
「そしていい名前を考えた」
「教えてくれよ」
「アナライザースカートめくり派」
「……」
「どうだ素晴らしい名前だろ」
「情けなくて涙が出るほど素晴らしい名前だよ」
「さっそく、太っ腹にカフェクルーあたりで盛大な結成式を、と思ったが金が無くて首がまわらん」
「ヤマト1974のBDまで出てヤマト貧乏ってことだね」
オマケIII §
「もし金があったら結成式で何をしたい?」
「森雪のコスプレのおねーちゃんを呼ぶ。イベントに何人もいた以上、呼べるはずだ」
「そうか」
「そして、アナライザースカートめくり派としては最重要人物であるアナライザーを呼ぶ」
「呼べるのかよ」
「SBヤマトのイベントでアナライザーの着ぐるみが登場した以上、あれは呼べる可能性がある」
「なるほど」
「たとえ無理でも金さえあれば作り直すという選択肢もあるはずだ」
「確かに不可能ではないね。予算を度外視すれば」
「というわけで、厳粛な儀式の開始だ」
「儀式って何をするのさ」
「スカートめくりに決まっている。さあ、アナライザー、森雪のスカートをめくってくれ!」
「無理」
「どうしてだよ」
「森雪のコスプレはスカートじゃないから」
「そいつは盲点だ!」
「結成式が終わる前にアナライザースカートめくり派は崩壊だね」
「ひーん」
さらばオマケ §
「ところで、アナライザースカートめくり派のメンバーってもしかして君1人か?」
「そんなことはないぞ」
「他に誰がいるんだよ」
「そこにほら、オレンジの人がいっぱい」
「それみんな古代が見た幻だから。生きてないから」
「ほら、隣の死んだはずの森雪も目を開いて微笑んでいるよ」
「それも古代が見た幻だから」
「これが2人の結婚式だ」
「おーい、超巨大戦艦に特攻する重妄想なんて見てないで戻って来い」