「古代というのは、本来こんな男だ」
- 甘ったれの次男タイプ
- けっこう好い加減で頭に血が上りやすい
- 無駄に繊細。変なところで、よく気がつく
- 行きすぎた理想主義
- 運任せの面もある
- 失策も多い
- それでいで、女性に人気がある
- それでいで、艦長代理になる
「それで?」
「実はさ、そういう意味で男から見た古代は意外と嫌われるタイプかもしれない」
「えー」
「事実子供の頃は、古代が嫌いだったよ。なぜあれほど明瞭に合理的に判断できない男がのさばっているのかと」
ヤマト2199の特徴 §
「そのような認識を背景にすると、実はヤマト2199が読み解ける」
「というと?」
「ヤマト2199の以下の特徴は、まさに「嫌・古代」の回避なのだ」
- 主人公は古代では無くヤマトと考える
- 古代の性格を大幅に変更し、暗い地味な男にする
- 登場人物を増やし、古代の存在感を薄める
「えっ?」
「あの古代は嫌いだから、それをなんとかしようと思った……という結末が2199だと思うと筋が通る」
「古代ファンの女性が怒りそうな話だね」
「しかしなあ」
「なんだよ、言葉を濁して」
「子供の頃は古代が嫌いだったから、古代こそ最大の修正ポイントと思う気持が分からなくも無い」
「えー」
「今は古代が主人公で大オーケーなのだけどね」
「板挟みで苦しいね」
「そうだ。なので2199を否定することはできないが、かといって否定できない自分の気持ちも素直に肯定できない」
主人公は誰か §
「復活篇とSBヤマトは古代が主人公だが、2199はヤマトが主人公。そのように思えばおおむね良いだろう」
「復活篇はなぜ古代が主人公と言えるの?」
「おまえが乗る船は用意してあると言われるから。ヤマトに乗る艦長は用意してある……ではない。あくまで、古代ありき」
「SBヤマトは?」
「明らかに作品の顔は木村拓哉演じる古代であり、それが露出した宣伝であった」
「2199は?」
「古代よりもヤマトが前に出ている」
オマケ §
「じゃあ、古代が好きじゃない子ども時代の君は、誰が好きだったのだよ」
- 佐渡先生 (笑えるから)
- アナライザー (スカートをめくるから)
- 森雪 (女だから)
「えーっ!」
「というわけで、アナライザー最強、君もアナライザースカートめくり派に入ろう」
「入会は随時受付中だよ! って今のところ入会したところでメリットなにもないけどね」
「コミケに合わせてお茶会でもやろうかね」
「何を飲むんだよ」
「うーん、森雪の不味いコーヒーかな」
「ますます人が来ないよ!」
オマケ2 §
「じゃあ、古代が好きじゃない子ども時代の君は、誰が好きだったのだよ」
- 佐渡先生 (アナライザーに酒を飲ませるから)
- アナライザー (酒を飲むから)
- 森雪 (エロいから)
「酒かよ」
「飲酒もオッケー、アナライザー最強!」