2012年08月19日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 4177 count

1/1000ヤマト建艦記録番外・模型はどこまで改造できるか

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

999人乗艦する333Mヤマトの居住区画の部屋は広いか狭いか!?のコメントを見ると、トモネコさんの意見をくじら軍曹さんに意識させてしまったようで、申し訳ない」

「謝るぐらいなら乗せるな」

「すまぬ」

「……」

「ところで、ここで紹介されている『道楽おやじのヤマト製作記』は見たことがあるサイトだが、1/1000のページは初めて見る。その1/1000ヤマトは絶句ものだな。何しろ現在進行形でいじっている見慣れた部品が切り刻まれていて、確かにプロポーションの改善になっている」

「プラ板で船体を延長したりしてるわけだね。君にはできない工作かい?」

「真似ができない……とまでは言わないぞ」

「大きく出たね」

「人様に見せられるものができる、とは言わないだけだ」

「ぎゃふん」

「だからさ。前にも軽く紹介したことがある子供時代の改造モデルのゼロエックス要塞艦。あれの主改造パーツはゴムパイプとプラ板だったのだ」

「えー」

「そのときは切って延長という改造まではしていないが、中学時代にはTOMIXのC型ディーゼル機関車のキャブを切って追加パーツを挟んで高くして、NゲージからHOナロー化したこともあるし」

「経験はあるわけだね」

「雑誌書籍の模型作例での延長工作の事例を見るだけなら、それこそ何回も見ているし」

「最近はぜんぜんやってないじゃないか」

「そりゃそうだ。今は色塗りモデラーだからな。色の選び方で勝負するのが自分の流儀。改造は基本的にやらないのだ」

「『改造しちゃあかん』なのだね?」

「そうだ。元のキットの出来の善し悪しも含めて色だけでどこまで印象的にできるかがポイント。そういう意味で、方法論が違う」

「それじゃ、行ける場所に限界があるよ」

「究極も至高も目指してはおらん。絶対評価ではないんだ」

「相対評価?」

「そう。僅かな手間で見栄えが劇的に変わる相対的な変化にこそポイントを置く」

「そうか」

「なのだけど……」

「は?」

「今回の1/1000ヤマトに関しては、特に内部構造を中心に手をいれまくり。外見こそ無改造だが、中身を含めると『改造しちゃあかん』にかなり反しているのだ」

「なぜ改造するのだよ」

「塗装の便宜上、上と下を別々に作ってあとから固定するようにした。すると、山ほど当たる場所が出てきて削った。その上、かみ合いがおかしいところまで出てきて、更にカットした部分がある」

「ひ~」

「しかし、こうやって初めて見えてきた部分がある」

「それは何?」

「このキット、強制的なパーツのホールド機構によって強引に綺麗にまとめているが、ダボを削ってしまうとそれが機能しなくなって狂いが出やすい。実際ダボによってホールドされない格納庫付近は甘くなっている。けっこう、昔ながらのテクニックが重宝しそうだ」

「どんなテクニックだよ」

「強制的に押しつけながら接着するとか」

「ひ~」

オマケ §

「プラ板という商品がタミヤから最初に出た時、まだ子供だった。そのときはかなりプラ板工作をやったよ。改造じゃなくてスクラッチから船を作るとか。そんなこともやった」

「プラ板なら任せておけ、ということだね」

「木の角材を骨にして0.3mm厚ぐらいの薄い板を貼るのが好きだったな」

「材料のミキシングビルド!」

「当時、まだ角棒のプラ棒なんて売ってなかったし。プラ板が出るだけで画期的」

オマケ2 §

「『改造しちゃあかん』なんて君が口走るから、検索した」

「ははは。気にするなよ。AFVモデラーなら言いたいことは分かるはずだよ」

「ところが検索でまたまた変なところに迷い込んだ」

「は?」

改造しちゃあかん!新・1/500宇宙戦艦ヤマト(7)/蒼きヤマトへの憧憬〈36〉より

宇宙戦艦ヤマトのメカのグラフィックスでは定評のある、Lighthouse-メカニックス-の、9月22日付けの記事に、こんな一文が。

バンダイより1/500スケールの宇宙戦艦ヤマト-インジェクションキット2010年12月発売。7140円。

初回TVシリーズのリメイクとして製作予定で、中止になったアニメシリーズのデザインを採用との噂。

「リンク先は、最近自分も読んでるブログの記事だ」

「えー」

「自分が読み始める前の記事だ」

「それで?」

「実は目から鱗だ」

「なぜ?」

「この1/500に関しては、SBヤマトでもないが、かといって他のヤマトでもない中途半端で変なヤマト(かなり曖昧な記憶を意訳)と評する作例記事を模型雑誌で見た記憶がある」

「それってどういうこと?」

「だからさ。凄く中途半端なデザインは、普通に考えるとやる意味が無い。特にSBヤマトに合わせて発売するならSBヤマト版のヤマトにすべきだ。でも、それそのものが『初回TVシリーズのリメイクとして製作予定で、中止になったアニメシリーズのデザイン』ならば筋が通る」

「そもそも、その中止になったアニメシリーズってなんだい?」

「今となっては、おそらく中止も同然に追い込まれていたヤマト2199ではないかと思われる」

「2199の企画は4年越しとかいうから、その時点で既に企画はあったわけだね」

「そうだ。瀕死のタヌキだったのだ。既に死んでいると思われてもしょうがないぐらいだったのだろう。そういうことなら、1/500ヤマトにも手を出しておけば良かったかな。していればヤマト2199の前哨戦になった」

オマケIII §

「実はLighthouse-メカニックス-さんの問題の記事の次の記事が宇宙艦艇船殻構造考 Consider the hull structure of the space warshipなのだが、同心円型の艦内の断面図はまさに2199の格納庫を見るような感じだ」

「ひ~」

「しかも『格納庫について考えていたとき』と格納庫と言ってるし」

「ひ~」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §

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1/1000ヤマト建艦記録番外・模型はどこまで改造できるか

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999人乗艦する333Mヤマトの居住区画の部屋は広いか狭いか!?のコメントを見ると、トモネコさんの意見をくじら軍曹さんに意識させてしまったようで、申し訳ない」

「謝るぐらいなら乗せるな」

「すまぬ」

「……」

「ところで、ここで紹介されている『道楽おやじのヤマト製作記』は見たことがあるサイトだが、1/1000のページは初めて見る。その1/1000ヤマトは絶句ものだな。何しろ現在進行形でいじっている見慣れた部品が切り刻まれていて、確かにプロポーションの改善になっている」

「プラ板で船体を延長したりしてるわけだね。君にはできない工作かい?」

「真似ができない……とまでは言わないぞ」

「大きく出たね」

「人様に見せられるものができる、とは言わないだけだ」

「ぎゃふん」

「だからさ。前にも軽く紹介したことがある子供時代の改造モデルのゼロエックス要塞艦。あれの主改造パーツはゴムパイプとプラ板だったのだ」

「えー」

「そのときは切って延長という改造まではしていないが、中学時代にはTOMIXのC型ディーゼル機関車のキャブを切って追加パーツを挟んで高くして、NゲージからHOナロー化したこともあるし」

「経験はあるわけだね」

「雑誌書籍の模型作例での延長工作の事例を見るだけなら、それこそ何回も見ているし」

「最近はぜんぜんやってないじゃないか」

「そりゃそうだ。今は色塗りモデラーだからな。色の選び方で勝負するのが自分の流儀。改造は基本的にやらないのだ」

「『改造しちゃあかん』なのだね?」

「そうだ。元のキットの出来の善し悪しも含めて色だけでどこまで印象的にできるかがポイント。そういう意味で、方法論が違う」

「それじゃ、行ける場所に限界があるよ」

「究極も至高も目指してはおらん。絶対評価ではないんだ」

「相対評価?」

「そう。僅かな手間で見栄えが劇的に変わる相対的な変化にこそポイントを置く」

「そうか」

「なのだけど……」

「は?」

「今回の1/1000ヤマトに関しては、特に内部構造を中心に手をいれまくり。外見こそ無改造だが、中身を含めると『改造しちゃあかん』にかなり反しているのだ」

「なぜ改造するのだよ」

「塗装の便宜上、上と下を別々に作ってあとから固定するようにした。すると、山ほど当たる場所が出てきて削った。その上、かみ合いがおかしいところまで出てきて、更にカットした部分がある」

「ひ~」

「しかし、こうやって初めて見えてきた部分がある」

「それは何?」

「このキット、強制的なパーツのホールド機構によって強引に綺麗にまとめているが、ダボを削ってしまうとそれが機能しなくなって狂いが出やすい。実際ダボによってホールドされない格納庫付近は甘くなっている。けっこう、昔ながらのテクニックが重宝しそうだ」

「どんなテクニックだよ」

「強制的に押しつけながら接着するとか」

「ひ~」

オマケ §

「プラ板という商品がタミヤから最初に出た時、まだ子供だった。そのときはかなりプラ板工作をやったよ。改造じゃなくてスクラッチから船を作るとか。そんなこともやった」

「プラ板なら任せておけ、ということだね」

「木の角材を骨にして0.3mm厚ぐらいの薄い板を貼るのが好きだったな」

「材料のミキシングビルド!」

「当時、まだ角棒のプラ棒なんて売ってなかったし。プラ板が出るだけで画期的」

オマケ2 §

「『改造しちゃあかん』なんて君が口走るから、検索した」

「ははは。気にするなよ。AFVモデラーなら言いたいことは分かるはずだよ」

「ところが検索でまたまた変なところに迷い込んだ」

「は?」

改造しちゃあかん!新・1/500宇宙戦艦ヤマト(7)/蒼きヤマトへの憧憬〈36〉より

宇宙戦艦ヤマトのメカのグラフィックスでは定評のある、Lighthouse-メカニックス-の、9月22日付けの記事に、こんな一文が。

バンダイより1/500スケールの宇宙戦艦ヤマト-インジェクションキット2010年12月発売。7140円。

初回TVシリーズのリメイクとして製作予定で、中止になったアニメシリーズのデザインを採用との噂。

「リンク先は、最近自分も読んでるブログの記事だ」

「えー」

「自分が読み始める前の記事だ」

「それで?」

「実は目から鱗だ」

「なぜ?」

「この1/500に関しては、SBヤマトでもないが、かといって他のヤマトでもない中途半端で変なヤマト(かなり曖昧な記憶を意訳)と評する作例記事を模型雑誌で見た記憶がある」

「それってどういうこと?」

「だからさ。凄く中途半端なデザインは、普通に考えるとやる意味が無い。特にSBヤマトに合わせて発売するならSBヤマト版のヤマトにすべきだ。でも、それそのものが『初回TVシリーズのリメイクとして製作予定で、中止になったアニメシリーズのデザイン』ならば筋が通る」

「そもそも、その中止になったアニメシリーズってなんだい?」

「今となっては、おそらく中止も同然に追い込まれていたヤマト2199ではないかと思われる」

「2199の企画は4年越しとかいうから、その時点で既に企画はあったわけだね」

「そうだ。瀕死のタヌキだったのだ。既に死んでいると思われてもしょうがないぐらいだったのだろう。そういうことなら、1/500ヤマトにも手を出しておけば良かったかな。していればヤマト2199の前哨戦になった」

オマケIII §

「実はLighthouse-メカニックス-さんの問題の記事の次の記事が宇宙艦艇船殻構造考 Consider the hull structure of the space warshipなのだが、同心円型の艦内の断面図はまさに2199の格納庫を見るような感じだ」

「ひ~」

「しかも『格納庫について考えていたとき』と格納庫と言ってるし」

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