2012年09月21日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 3472 count

ヤマト2199の古さとは何か

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

Subject: 後悔を生産し続ける宇宙戦艦ヤマト2199!?

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120912080607

名前: 3gou

本文:

トーノ・ゼロさま

ヤマト2199が微妙に古いのは、企画や脚本が既に数年前に完成していたからではないかと。

とはいえ、ウケを狙ったはずの岬や原田より、新見や何と言ってもヒルデに人気が出たことがスタッフの感覚がズレていたことを象徴しているのでしょう。

2199は、やはりヤマトファン(往年のアニメファン)のひとつの理想ではあります。

しかし様々な理屈付けが却って作品を狭くしているとの指摘は正しいと思います。

そういうアニメファンの生真面目さが悪い例となってしまったのがガンダムでしょう。

理屈付けというファンの与太話を大真面目に取り入れた結果、がんじがらめとなって新作の制作に影響を及ぼすという自家中毒に陥ってます。

最近は他のアニメにも設定を必要以上に細かくするという悪影響が出てますね。

おかげで始まる前から息苦しい作品の多いこと。

かといって昔のように鷹揚に作れと言うのも無理なので、難しい所です。

ヒルデの人気はネタとしては面白いのですが、だからといって、必要以上に出番を増やすといった阿りを2199スタッフにはしてほしくありませんね。

ではまた。

「ヤマト2199は密度と量が多いので、割と退屈しない。時々、面白い台詞もでてくるし」

「面白い台詞って?」

「真田の『知らない方がいいこともある』とか、宇宙人の親戚とか」

「ははは」

「でもさ。全体として古さや勘違いが目立つ作品でもある」

「勘違い? たとえば?」

「自分の見ているところは『巨大ロボの有無』なのだ。だから艦橋がロボになっている合体巨艦ヤマトは不許可で、宇宙戦艦ヤマトは許可なのだ」

「強攻型になるマクロスは不可だけど、等身大ロボのアナライザーはオッケーということだね」

「だから、一応こちらが見るものの範囲に入っているかのように思えるが、実は女性キャラを並べる方法論そのものが別の問題として存在したわけだ。方法論としては、1990年代からよくある定番。ルーツは1980年代まで行く」

「スーパーウーマン過ぎる森雪の役割の解体として女性キャラが増えるのは肯定されるのではないの?」

「そこだっ!」

「どこどこ?」

「スーパーウーマン過ぎる森雪の役割を解体することは意味があるかも知れない。しかし、だからといってムダに若い女の子だけ並べてもかえって印象が散漫になるだけだ」

「他の21世紀ヤマトだとどうなの?」

「復活篇では、若い女の子は事実上真帆だけ。第3艦橋ガールズは設定をひっくり返さないと名前も出てこない。あとは医者と女王。比較的大人の女性キャラであって、印象が異なるのであまりかぶらない」

「SBヤマトでは?」

「女性キャラは増えているのだが露出するのが森雪だけ。相原は第1艦橋にいるので少しだけ目立つが、同じ第1艦橋にいる佐々木はかなり資料をひっくり返さないと存在が分からない。医者は熟女だし、スターシャに至っては女性として登場すらしない」

「上手く処理しているわけだね」

「メリハリ無く若い女性キャラを増やしすぎて印象が散漫になるのは、1990年代以降のオタク向けアニメに典型的にでてくる欠陥だろう」

「なるほど。女性キャラが増えることと、メリハリ無く若い女性キャラを増やすことはイコールじゃないわけだね」

「だからさ。その欠陥を2199は素直に踏襲しているばかりか、男も増やして印象を散漫にしてしまう。つまり欠陥の拡大だ」

「えー」

「土方や山南が本当にあれだけでてくる意味があったのか。加藤の出番を増やして山本とのドラマをやらせる意味があったのか。あれによって、本来なら古代や島のドラマを描くべき時間が食われているのではないか」

「古代を主人公として承認してないから古代のドラマなんてどうでもいいわけだね」

「それでも人気が突出する女性キャラがでてくるから、そこで押してくるのも良くある古いパターンだが、岬が来るという予測が外れて新見やヒルデに来ているからと言って、新見やヒルデをプッシュするプロモーションをやればそれでいいのかといえば、それも違う気がする。というか、『ヒルデのカードあげるからイベントにいらっしゃい』と言われて行きたくなるかと言えば、そこはかなり微妙だな」

「カードは欲しくない?」

「真田佐助。後に反乱を起こす。って書いてあるカードのシリーズなら欲しい」

「ひ~」

「まあ実際に2199のカードは一切集めてないわけだしな」

「ひ~」

「というわけで、ムダにヒルデの出番を増やして欲しくない、という意見には賛成だ。増やしても別に人気は上がらないと思う。どうせ次は設定も無いちょい役のドメルの娘(登場すると推定。根拠無し)に人気が流れるだけだ」

傍証 §

「2199の問題の傍証として、イベントで見ていると男性ファンの比率が極端に高いように思える」

「男の子向きってことだね」

「でも、SBヤマトだと女性ファンの割合も多い」

「女の子向きってことだね」

「……とまでは言い切れない。実はこっちも驚いたことに、男性で実はSBヤマトも好きという意見の人が割と多いので驚かされることがある」

「暴力女がヒロインでいいの?」

「ああん、殴って~。という趣味もある」

「ひ~」

「だから、SBヤマトのBDを買うと、明らかに女性向きと思われる木村拓哉さんメインのメイキングと、出演者全般が均等にでてくるメイキングが両方あるわけだ」

「男と女がそれなりにファン層としてバランスしているわけだね」

「それはヤマト1974の特徴と同じであり、そういう意味でリメイクに成功したと評価して良いと思う。一部の狂信的な原理主義者が叩いていても、まあそれはそれだ」

「男女比の問題とは直接関係しないわけだね」

「そうだな。そういう意味で実は桜井ファンとかが実はいたりする復活篇も男女比がバランスしていたのだろうと思う」

「そこは重要?」

「そうだ。アニメは本来男と女が同じものを見るのが基本だった。分離していったのは1980年代以降だ」

「じゃあ、分離していないのが古くて、分離したのは新しいわけで、ヤマト2199は新しいじゃないか」

「ちちち。そうじゃない。その分離モデルそのものが既に古いのだよ。1980年代に既に成立したモデルなんだぜ」

「うわー。それは古い」

「今がとっくに21世紀の2012年だって分かってない人が古い話をやたら蒸し返すのが今の流行だけどさ (新しいと勘違いして)」

「ヤマトに限らずどこでもあるね」

「ヤマト2199にもそういうところがあるのかも知れない」

「たとえば?」

「ミリタリー描写の質をアップするという方法論は、実はガンダム0080あたりで既に確立したものであって、それも1980年代」

「それは想像を絶する古さだぞ」

「まさに古代の方法論だ」

「いや、それはオチだろう。古代って、オチだろ」

「ミリタリー描写の質をアップするという方法論は、実は2012年的に突きつめると映画のバトルシップになってしまう。敵の設定にファンタジーがあっても、味方には要らない。味方のファンタジーは、記念艦として残されたミズーリを動かすという部分だけで良い」

「えー」

「だからさ。もう時代は原潜『やまと』でもいいよ、って時代を過ぎているのだ。その時代なりの宇宙戦艦ヤマト像を確立しなければならない」

「突きつけられているのはそこだってことだね」

「そうだ。だから復活篇はアジアっぽい場所への航路の途中で襲われるという、現在の日本の置かれている状況に対応するモチーフが取り入れられ、SBヤマトはヤマトをノスタルジーと捉えて、ミリタリーが上手い監督よりもノスタルジーの上手い監督にあえて任せている。そういう時代なりの『今』をどう捉えるかで、やはり2199は全般的に甘い感じがする」

「どう言えば分かりやすい?」

「2199は、始業式が終わったのにまだ夏休みの宿題をやってる感じ?」

「えー」

「凄い立派な自由工作作品でさ。みんな絶句して惚れ惚れ見とれるけど、始業式が終わったあとで作ってる感じ」

まとめ §

「まとめてよ、シロクマ君」

「設定を詳細化するのは熱心なファンの仕事。プロは不必要な設定を作りすぎて過剰にスタッフとただの視聴者に負担を掛けてはならない。名前を呼ばれないディンギルの少年に名前が無くてもそれはいい。そういう意味で、2199のスタッフはプロと言うよりは、熱心なファンになっている側面があるのでは無いか」

「作っているのは総監督以下、みんなプロになった熱心なヤマトファンなんだよ」

オマケ §

Subject: 2199の古代の未来を予想する

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120919103941

名前: ガボーチン

本文:

ヤマトとスター・トレック(映画)のシンクロ率ってすごすぎるんですよね、公開時期とか内容とか・・。古いファンならご存知でしょうが、ヤマトとアンドロメダに対するエンタープラズとエクセルシオール、廃艦と命令無視、自爆の時期。映画ジェネレーションズと2520の公開時期。そして、ファーストシーズンの再構成である「2199」と「スター・トレック(2009)」。共に、建造中の艦がでてきたり・・、まだ、あるとは思いますが。来年公開予定のスター・トレックに「古代」の未来も見えるのかもしれません。

「スタートレックか」

「君も語るじゃないか」

「昔のだけな。TNG以降、DS9とか数が増えすぎてもう把握しきれていない。個々の作品もシーズンが多いしね」

「それで?」

「2009年の映画も把握してなかったぐらいだし」

「ひ~」

「次の映画は知ってるぞ。映画館で宣伝を見たから」

「どんな映画?」

「知らん」

「えー」

「しかし、見ないといかんな」

「どんな映画になると思う?」

「ミスターカトーがワープ中にお経を唱えてダーツを投げたらたぶん驚く」

「んなわけあるかい。ってかアメリカのスタートレックにミスターカトーは出てこないの!」

「ところでさ。おいらの世代は宇宙大作戦(宇宙パトロール可)なんだけど」

「ひ~。古すぎ」

「古代の常識であったか」

「いや、それはオチだろう。古代って、オチだろ」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

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ヤマト2199の古さとは何か

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トーノ・ゼロさま

ヤマト2199が微妙に古いのは、企画や脚本が既に数年前に完成していたからではないかと。

とはいえ、ウケを狙ったはずの岬や原田より、新見や何と言ってもヒルデに人気が出たことがスタッフの感覚がズレていたことを象徴しているのでしょう。

2199は、やはりヤマトファン(往年のアニメファン)のひとつの理想ではあります。

しかし様々な理屈付けが却って作品を狭くしているとの指摘は正しいと思います。

そういうアニメファンの生真面目さが悪い例となってしまったのがガンダムでしょう。

理屈付けというファンの与太話を大真面目に取り入れた結果、がんじがらめとなって新作の制作に影響を及ぼすという自家中毒に陥ってます。

最近は他のアニメにも設定を必要以上に細かくするという悪影響が出てますね。

おかげで始まる前から息苦しい作品の多いこと。

かといって昔のように鷹揚に作れと言うのも無理なので、難しい所です。

ヒルデの人気はネタとしては面白いのですが、だからといって、必要以上に出番を増やすといった阿りを2199スタッフにはしてほしくありませんね。

ではまた。

「ヤマト2199は密度と量が多いので、割と退屈しない。時々、面白い台詞もでてくるし」

「面白い台詞って?」

「真田の『知らない方がいいこともある』とか、宇宙人の親戚とか」

「ははは」

「でもさ。全体として古さや勘違いが目立つ作品でもある」

「勘違い? たとえば?」

「自分の見ているところは『巨大ロボの有無』なのだ。だから艦橋がロボになっている合体巨艦ヤマトは不許可で、宇宙戦艦ヤマトは許可なのだ」

「強攻型になるマクロスは不可だけど、等身大ロボのアナライザーはオッケーということだね」

「だから、一応こちらが見るものの範囲に入っているかのように思えるが、実は女性キャラを並べる方法論そのものが別の問題として存在したわけだ。方法論としては、1990年代からよくある定番。ルーツは1980年代まで行く」

「スーパーウーマン過ぎる森雪の役割の解体として女性キャラが増えるのは肯定されるのではないの?」

「そこだっ!」

「どこどこ?」

「スーパーウーマン過ぎる森雪の役割を解体することは意味があるかも知れない。しかし、だからといってムダに若い女の子だけ並べてもかえって印象が散漫になるだけだ」

「他の21世紀ヤマトだとどうなの?」

「復活篇では、若い女の子は事実上真帆だけ。第3艦橋ガールズは設定をひっくり返さないと名前も出てこない。あとは医者と女王。比較的大人の女性キャラであって、印象が異なるのであまりかぶらない」

「SBヤマトでは?」

「女性キャラは増えているのだが露出するのが森雪だけ。相原は第1艦橋にいるので少しだけ目立つが、同じ第1艦橋にいる佐々木はかなり資料をひっくり返さないと存在が分からない。医者は熟女だし、スターシャに至っては女性として登場すらしない」

「上手く処理しているわけだね」

「メリハリ無く若い女性キャラを増やしすぎて印象が散漫になるのは、1990年代以降のオタク向けアニメに典型的にでてくる欠陥だろう」

「なるほど。女性キャラが増えることと、メリハリ無く若い女性キャラを増やすことはイコールじゃないわけだね」

「だからさ。その欠陥を2199は素直に踏襲しているばかりか、男も増やして印象を散漫にしてしまう。つまり欠陥の拡大だ」

「えー」

「土方や山南が本当にあれだけでてくる意味があったのか。加藤の出番を増やして山本とのドラマをやらせる意味があったのか。あれによって、本来なら古代や島のドラマを描くべき時間が食われているのではないか」

「古代を主人公として承認してないから古代のドラマなんてどうでもいいわけだね」

「それでも人気が突出する女性キャラがでてくるから、そこで押してくるのも良くある古いパターンだが、岬が来るという予測が外れて新見やヒルデに来ているからと言って、新見やヒルデをプッシュするプロモーションをやればそれでいいのかといえば、それも違う気がする。というか、『ヒルデのカードあげるからイベントにいらっしゃい』と言われて行きたくなるかと言えば、そこはかなり微妙だな」

「カードは欲しくない?」

「真田佐助。後に反乱を起こす。って書いてあるカードのシリーズなら欲しい」

「ひ~」

「まあ実際に2199のカードは一切集めてないわけだしな」

「ひ~」

「というわけで、ムダにヒルデの出番を増やして欲しくない、という意見には賛成だ。増やしても別に人気は上がらないと思う。どうせ次は設定も無いちょい役のドメルの娘(登場すると推定。根拠無し)に人気が流れるだけだ」

傍証 §

「2199の問題の傍証として、イベントで見ていると男性ファンの比率が極端に高いように思える」

「男の子向きってことだね」

「でも、SBヤマトだと女性ファンの割合も多い」

「女の子向きってことだね」

「……とまでは言い切れない。実はこっちも驚いたことに、男性で実はSBヤマトも好きという意見の人が割と多いので驚かされることがある」

「暴力女がヒロインでいいの?」

「ああん、殴って~。という趣味もある」

「ひ~」

「だから、SBヤマトのBDを買うと、明らかに女性向きと思われる木村拓哉さんメインのメイキングと、出演者全般が均等にでてくるメイキングが両方あるわけだ」

「男と女がそれなりにファン層としてバランスしているわけだね」

「それはヤマト1974の特徴と同じであり、そういう意味でリメイクに成功したと評価して良いと思う。一部の狂信的な原理主義者が叩いていても、まあそれはそれだ」

「男女比の問題とは直接関係しないわけだね」

「そうだな。そういう意味で実は桜井ファンとかが実はいたりする復活篇も男女比がバランスしていたのだろうと思う」

「そこは重要?」

「そうだ。アニメは本来男と女が同じものを見るのが基本だった。分離していったのは1980年代以降だ」

「じゃあ、分離していないのが古くて、分離したのは新しいわけで、ヤマト2199は新しいじゃないか」

「ちちち。そうじゃない。その分離モデルそのものが既に古いのだよ。1980年代に既に成立したモデルなんだぜ」

「うわー。それは古い」

「今がとっくに21世紀の2012年だって分かってない人が古い話をやたら蒸し返すのが今の流行だけどさ (新しいと勘違いして)」

「ヤマトに限らずどこでもあるね」

「ヤマト2199にもそういうところがあるのかも知れない」

「たとえば?」

「ミリタリー描写の質をアップするという方法論は、実はガンダム0080あたりで既に確立したものであって、それも1980年代」

「それは想像を絶する古さだぞ」

「まさに古代の方法論だ」

「いや、それはオチだろう。古代って、オチだろ」

「ミリタリー描写の質をアップするという方法論は、実は2012年的に突きつめると映画のバトルシップになってしまう。敵の設定にファンタジーがあっても、味方には要らない。味方のファンタジーは、記念艦として残されたミズーリを動かすという部分だけで良い」

「えー」

「だからさ。もう時代は原潜『やまと』でもいいよ、って時代を過ぎているのだ。その時代なりの宇宙戦艦ヤマト像を確立しなければならない」

「突きつけられているのはそこだってことだね」

「そうだ。だから復活篇はアジアっぽい場所への航路の途中で襲われるという、現在の日本の置かれている状況に対応するモチーフが取り入れられ、SBヤマトはヤマトをノスタルジーと捉えて、ミリタリーが上手い監督よりもノスタルジーの上手い監督にあえて任せている。そういう時代なりの『今』をどう捉えるかで、やはり2199は全般的に甘い感じがする」

「どう言えば分かりやすい?」

「2199は、始業式が終わったのにまだ夏休みの宿題をやってる感じ?」

「えー」

「凄い立派な自由工作作品でさ。みんな絶句して惚れ惚れ見とれるけど、始業式が終わったあとで作ってる感じ」

まとめ §

「まとめてよ、シロクマ君」

「設定を詳細化するのは熱心なファンの仕事。プロは不必要な設定を作りすぎて過剰にスタッフとただの視聴者に負担を掛けてはならない。名前を呼ばれないディンギルの少年に名前が無くてもそれはいい。そういう意味で、2199のスタッフはプロと言うよりは、熱心なファンになっている側面があるのでは無いか」

「作っているのは総監督以下、みんなプロになった熱心なヤマトファンなんだよ」

オマケ §

Subject: 2199の古代の未来を予想する

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名前: ガボーチン

本文:

ヤマトとスター・トレック(映画)のシンクロ率ってすごすぎるんですよね、公開時期とか内容とか・・。古いファンならご存知でしょうが、ヤマトとアンドロメダに対するエンタープラズとエクセルシオール、廃艦と命令無視、自爆の時期。映画ジェネレーションズと2520の公開時期。そして、ファーストシーズンの再構成である「2199」と「スター・トレック(2009)」。共に、建造中の艦がでてきたり・・、まだ、あるとは思いますが。来年公開予定のスター・トレックに「古代」の未来も見えるのかもしれません。

「スタートレックか」

「君も語るじゃないか」

「昔のだけな。TNG以降、DS9とか数が増えすぎてもう把握しきれていない。個々の作品もシーズンが多いしね」

「それで?」

「2009年の映画も把握してなかったぐらいだし」

「ひ~」

「次の映画は知ってるぞ。映画館で宣伝を見たから」

「どんな映画?」

「知らん」

「えー」

「しかし、見ないといかんな」

「どんな映画になると思う?」

「ミスターカトーがワープ中にお経を唱えてダーツを投げたらたぶん驚く」

「んなわけあるかい。ってかアメリカのスタートレックにミスターカトーは出てこないの!」

「ところでさ。おいらの世代は宇宙大作戦(宇宙パトロール可)なんだけど」

「ひ~。古すぎ」

「古代の常識であったか」

「いや、それはオチだろう。古代って、オチだろ」

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