「話題にするのを忘れていた。第三章のBDの冒頭がモアイに戻っていた」
「オネアミスじゃないわけだね」
「くじら軍曹さんがまとめていた」
「それで君が言いたいことは?」
- これからヤマトを見るときにオネアミスって、そりゃないぜという苦情が届いたと解釈しよう
- 本当はモアイもアレだが、特定の作品との関連性も無いし、まあいいか。特定作品と関連するオネアミスよりはずっとマシ
- バンダイビジュアルロゴの変遷を実は把握していなかった。なぜだ?
「最後の1つはなんだ?」
「この10年ぐらいBDやDVDを買わないわけではなかった。しかし、バンダイビジュアルの製品をあまり買っていなかったようだ」
「LD時代はよくモアイを見たくせに」
「確かにあの頃はモアイだらけだったけどね」
「全話LDボックスが珍しい商品だった頃だな。今や全話DVD、全話BDなどありふれた商品で何の感慨もない。XXが発売と騒いでいる業界人は多いが、こっちの心は特に動かない」
「名作や傑作でも?」
「だって、どうせ見ないことが分かっているから」
「ぎゃふん」
オマケ §
「見ないってホントに?」
「ジャイロゼッターもアイカツも一応見たいわけだし、パワーレンジャーSPDも見たい。龍神マブヤー1972も一応見ておきたい。ひみつのアッコちゃん第3期の再放送もチェックしたい。いったいどこに、やたら時間を食う全話ボックスものを見る時間があるというのだね」
「ヤマトは?」
「ヤマト1974に疑問点がある時のチェック用に1つぐらいボックスがあっても良い。どこに何があるのかだいたい分かるので。全部見る必要は無い」
「展開を全部暗記している男来た」
オマケ2 §
「そうそう。Twitterで沖田のボットとかフォローしてみたけど、短い台詞を呟くだけでも何話のどのシーンか全部分かっちゃう」
「ひ~」
「結局さ。全話ボックスの意義は記憶の確認とか、空耳の確認とか、昔は見ていなかった背景のミスの確認などがメインだな」
「ひ~」
オマケIII §
「結局、XXの全話BDボックス発売という話題にときめかないのは、自分のアニメブームが終わった後のクールダウン期間が終わりつつあるからなのだろう。ある意味で、アニメはもうどうでもいいよ」
「それが君の本音かい?」
「だから80年代ロボットでどれを発売して欲しいかなどというアンケートがあっても興味が持てない。80年代ロボットそのものがどうでもいいからだ」
「でも、レインボー戦隊のペガサスは気になるわけ?」
「今の状況は、ジーンダイバーに似ている」
「というと?」
「ジーンダイバーは遺伝子を採取しながら過去に遡っていき、生命の発祥まで行く」
「君は?」
「結局サンプルを採取しながらアニメの過去に遡っている。ヤマト1974とはそのためのマイルストーンだ。従って、そこから見ているのはより昔の世界だ」
「1960年代とか1950年代ってことだね」
「そういうことだ。だから、1974年より先のアニメは当面の興味から外れた」
「ヤマト2199は? ジャリ向けは?」
「ヤマト2199には1974年との対話という側面がある。ジャリ向けはまた別腹だ」
「ジャリ向けは今の子供に向けて今の大人が何を語っているかを見たいという別の理由があるわけだね」