Written By: 川俣 晶
「酷い目に遭った」
「なんだよ」
「ピッと鳴く音が仕事場に響いたので、何が鳴いているか調べた。PCだろうか。RAIDの問題だろうか。といろいろ悩んだが結局判らなかった」
「なぜ?」
「場所を特定したと思ってその方向を調べていたら背後から音が聞こえた。音源が移動していると思ったよ」
「えー」
「ここでもう投げた。移動する音源は機器ではあり得ない。虫でも入り込んだのかと」
「わははは」
「しかし、今日思いついて調べたら当たりだった。住宅用防災警報器を見たら電池が減ると36秒間隔で音と光が出ると書いてあった。しかも仕事場にはこれが3個備わっている」
「えっ? 3個?」
「だからさ。音源は1つという前提で探していたが、3つあったのだ。だから、やっと特定した音源を向いたら背後から聞こえるのは当たり前。音源は3つあるから」
「ひ~」
「というわけで、006Pを3個買ってきて交換。音はしなくなった」
「しかし、なぜ見落としていたのだよ」
「大家さんが持ってきた機器だから失念していた。これが敗因。それに取り付け位置も高くてなかなか見ない場所だった」
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