「Microsoft Surfaceの出番は現在多くない」
「どうして?」
「もっとパワーのあるWindows 8マシンが仕事場にも自宅にもあるからな」
「作ったアプリのARM動作確認が主任務ってことだね」
「バッテリ動作。画面回転のテスト。小さい画面での動作テストの意味もある」
「もうちょっと用途は多いわけだね。でも、外出時は?」
「ネットワークにつながらないSurfaceよりも、つながるIS12Tが主役になる」
「確かに出番が無いね」
「そうだな。しかし別の役目で実はかなりの時間稼働している」
「それはなに?」
「実は音楽を流すのに使っている」
「なんで?」
- サイズの割には音がそこそこ出る
- ステレオ(左右にSPがある)
- MP3もWMAもM4Aも再生できてとりあず問題ない
- 仕事場でも自宅でもすぐ聞ける (しかも同じデバイスでそのまま続きが聞ける)
- 一時停止や音量変更は認証しなくてもすぐ操作できる (メディアコントロール対応だから)。本体横の音量ボタンに触るだけで出てくる
- 音量変更だけならカバーを開く必要は無い (横の音量ボタンだけで済む)
- カバーを閉じてもスピーカーは隠れない
- 小さくて軽いので比較的置き場所自由
- ネットワークに接続していなくても音は出る
- バッテリの持ちが異様に良い (再生しっぱなしでも、充電は夜だけでいい)
- そのままWindows RTのPCとして使っても、OneNoteなどの普通のアプリなら音楽再生は途切れないで続く
- 音を聴くだけなら英語キーボードの違和感はとりあえず関係ない (そもそも触らない)
「デメリットは無いの?」
「無いことも無い」
- 再生音楽の音がうるさいとタッチキーのクリック音が聞こえない
- 再生音楽の音量を絞っているとタッチキーのクリック音も小さすぎて聞こえない
- 曲の先頭が聞こえないことがある (おそらく自動的にやっているフェードインの効果)
「それだけ?」
「まあそれだけだな」
「それで君の考えは?」
「Autumn Music Player 2を強化してもっと快適に聞けるようにソフト面を強化していきたい……とは思うが時間がはたしてあるか?」
感想 §
「既にうちではSurfaceが21世紀のラジカセ化しているな」
「ラジカセ化とは?」
「本当の意味で音が良いわけではないが、コンパクトでそこそこの音は出ている。これであとラジコが聞ければまさにラジカセ感覚だ」
「なるほど」
「LP買ってきてカセットに入れて聞く感覚も、今のCD買ってきてエンコードして聞く感覚に近いし」
「ひ~」
「ラテカピューター的な、なんでもありあり感もあるな。カメラ機能も入ってるし、もちろんコンピュータとしての機能もある」
「でも、自前ではプログラミングできないじゃん。ラテカピューターならBASICでプログラム書けたよ」
「Microsoft Surfaceだって、おいらが作ったWonbe 8 A Tiny BASIC like languageを使えばBASICのプログラムぐらい書けるぞ」
「ぎゃふん」