「1つ思ったのだけど」
「うん」
「『馬鹿め』と言ったら通信士が『わー、おこったおこった』という松本ヤマトへのニーズはあると思うのだ」
「確かに」
「庵野ヤマトにもニーズはあると思うのだ」
「確かにありそうだ」
「いろいろなスタイルでのリメイクが繰り返されるのなら、それはそれでいいと思う」
「それが2199の切り開いた未来の先にあるものだね」
「本当にあるかどうかは知らないよ」
オマケ §
「ただ、アニメとコミックのプロがやりたいヤマトと自分のヤマトは決定的に違う」
「ビジュアルをメインに据えるか据えないかってことだね」
「ところでトモネコさんのこれを紹介する」
お疲れ様ですm(__)m
甥っ子が漫画デビューしていました!(驚)
(フリーマガジンですが・・・)
http://www.freemonk.net/blog/archives/author/mitsuaki
フリーマガジンの「フリースタイルな僧侶たち」誌上です。
「凄く個人的なことで、ヤマト関係無いだろう」
「でも、個人的にはヤマトに関係する」
「は? 意味が分からない」
「第4話「シャカはヒーロー!?」(漫画「お坊さん日和。」)をみてみろ」
「見てどうなんだよ」
「実際の悪魔は怪物では無く自分自身の精神活動の具現化、煩悩の象徴とある」
「それがどうした」
「宇宙戦艦ヤマト冥界譚とはそういう話なんだよ」
「分かった。見ておれ悪魔め、という相手は怪物に見えるが怪物ではなく、実際には自分の煩悩の象徴なんだね?」
「そうだ。だから古代最後の敵はどんな宇宙戦艦でも敵将軍でもなく、自分自身になる」
「いいのかよ、それで」
「実は完結編になると古代の敵は古代になる。辞表を書いたのに未練たらしく第1艦橋に来ちゃう古代は、自分自身が最大の敵なんだ。そのねじれを自分では解消できなかった。しかし、沖田が解消した。艦長職の辞表をいくら書いても、戦闘班長職から辞任したことにならない」
「ひ~」
「もっとも、完結編はその後がいけないんだけどね。物語から煩悩が排斥されて、負傷した古代がコスモゼロに乗るとか、島が死んじゃうとか、沖田が死んじゃうとか、つまらない話が軸になって行く」
「ルガール・ド・ザールが死んじゃうとか、ディンギルの少年が死んじゃうとかだね」
「味方も護衛艦も死んじゃうし」
「ロボットホースに乗って、自ら死に急ぐわけだね」
「何もかも死ぬ」
「にいちゃん、どうしてこのホタル、死んでしまうん?」
「いや、ホタルは死なないから。完結編では死なないから」
そんなことをほざいたら §
「映画「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武(ガイム)&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」もきっちり心象風景の映画だった」
「まさか」
「晴人さんのコヨミに対する煩悩の話だよ。具現化して復活した黒コヨミは実は本当の意味で敵ではなく、晴人の真の敵は自分自身の心だったわけだ」