2013年12月25日
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ヤマト完結編BD到着せり

Written By: トーノZERO連絡先

「少しだけ見たがBD高画質の恩恵あり」

「それは良かったね」

「解説書で、『女性キャラの定評のある高橋はアクエリアスの女王と、「女の子と見間違うほどかわいく」と要請されたディンギルの少年をデザインしている』と女の子と見間違う中年の皆川ゆかが書いている」

「いや、それは……」

「とりあえず、昔書いたスカートをはいたディンギルの少年ネタは間違いではなかったようだ」

「書いたのかよ」

一部再録・頑張れディンギルの少年! §

頑張れディンギルの少年!2 §

「嘆くことより楽しむことを考えましょう! 今日もカルダン風にまとめてみました!」

「って、またカルダン風かよ。もう見飽きたよ!」

「これでも? 今日はモデルが私じゃなくてディンギルの少年よ!」

「ねえ、お姉さん。なんか足がすーすーするよ」

「うぉー! 可愛い!」

頑張れディンギルの少年!III §

「ねえ、森雪おねえさん」

「なあに?」

「僕、いっぱい勉強したよ」

「どんなことを?」

「地球人は大切な人を守るために身体を投げ出す自己犠牲なんだ」

「そうね。それで?」

「あと、食い逃げすると怒るんだ」

「そうね。それはいけないことね。他には?」

「男の子がスカートをはくとみんな喜ぶんだ」

「そ、それはちょっと悪いことを学んでしまったかも」

「しかも、僕のおちんちんも硬くなっちゃうんだ」

「い、いやそれもちょっと悪い知識かも」

「あと地球人と僕らの遺伝子は同じなんだって。だから子孫も残せるんだって」

「ま、まさか」

「うん。やり方も知ってるよ。お父さんの行為を覗いたから」

「きゃー、まさか。地球人をレイプする気じゃ!」

「うん。可愛い娘を見かけたら無理矢理犯せってお父さんも言ってたしね。ディンギルでは力こそ正義なんだ」

「ええっ。そそんな。(ぽっ)」

「じゃ、可愛い古代さんを犯しにいってきまーす!」

「(がくっ)」

頑張れディンギルの少年!復活編 §

「あーあ。古代さんも他の女のものになっちゃったし。髭のおじさんは自爆しちゃうし。こうなったらもう、あのデスラーとかいうステキな男性に迫っちゃおう。スカートもしっかりはいてと……」

「(ガルマン)ガミラスに(スカートをはくような)下品な男は不要だ」

「がーん」

『デスラー総統、バンザ~イ!』

「ぼ、ぼく負けないもん! 何十年待っても復活して名前ももらってデスラー総統の愛人役で出てやるんだい!」

それはさておき §

「ちょっと見ただけなのに、課題がいろいろ出てきたよ」

「たとえば?」

「ルガール・ド・ザールが、いきなりヤマトを襲撃する根拠も不明。我らの前に立ちふさがる者は全て敵と言い切るのは不自然すぎる。そもそも、ヤマトはそこにいただけで、立ちふさがっていない」

「それってどういうこと?」

「未知の宇宙戦艦がそこにいるだけで敵だと思える何かの後ろめたさがあったのではないか」

「えー」

「実はボラーもガルマンも敵にまわすような真似を既に実行していたのではないだろうか」

「ボラーもガルマンも滅んでいるよ」

「でも、ディンギルはアクエリアスで滅んでいるんだ。滅ぶ理由が別口なので、知らないのかもしれない」

「他には?」

「ディンギルは爆発したのだが、事前に予測していたのではないようだ。つまり爆発するからウルクで脱出した訳では無いようだ」

「それで?」

「ならばウルクでディンギルを出た理由は何だ?」

「さあ」

オマケ §

「メカコレ・パトロール艦はどう塗ろうかねえ」

「悩んでる」

「みんな作ったキットだろうから普通では刺激がない」

「ひ~」

「新型デスラー艦に関しては、意外とハンサムだと分かった。こいつは、ひたすらに1/6000というスケール感の表現に集中してもいいだろう。1/700や1/1000より小さいことが実感できれば勝ちとしよう」

「順調だね」

「しかし、既存の完成品模型はどんどん処分しないと置き場所がない。順次オークションに出して行くよ」

「まさかと思うが」

「そうだよ。目の前に組み立て中のアベンジャーとI-16とプレアデスとブラックタイガーとパトロール艦と新型デスラー艦がある。修復待ちのフィギュア1つと大戦艦ゴーグルVもある」

「ひ~。場所が足りないわけだ」

冥界譚とICE §

「ICE1を見て驚いたことは他にもあって、設定の一部がまるまる冥界譚とかぶってるわけですよ。子孫を残せず緩慢な死を迎える人類とか、そこにいないはずの人が見えるとか、遺伝子いじっちゃうとか。ヒロインの名前がユキとか」

「ユキかよ!」

「ユキなんだよ!」

「それはあんたの小説とかぶってるとは言わない。ヤマトとかぶってるの!」

「そうとも言う」

「それで?」

「復活篇派の人とZZガンダム派の人は見ると何か感じるものがあるかもしれないと思うよ。AmazonでDVD中古1円だし」

「見ても分からない人は?」

「いつか分かる日が来るよ。それまでに死ななければ」

「その日までその日までその日までヤマト愛よ枯れるな傷つくな」

「既にみんなのヤマト愛は傷だらけだと思うけどね」

「ぎゃふん」

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