「第1一連三段空母、第2一連三段空母、第3一連三段空母、戦闘一連三段空母だ」
「なんでこんなものを作ったの?」
「十二連三段空母の余りパーツがあまりにも多いので、1つ一連三段空母を作ろうと思ったら3つ作っていた。ならば戦闘一連三段空母も作って4隻」
「なんでドメルの旗艦がいないの?」
「円盤の手頃な素材が無かったから」
「どこがチャームポイント?」
「ブリッジの形状が4隻とも違うところ。船体は同じだからそこで差を付けている」
「これで完成?」
「いや、見ると第1一連三段空母のブリッジはまるで見えない。第2一連三段空母と第3一連三段空母は同じパーツを逆向きに付けているだけのように見えてしまうという問題があって、ブリッジだけ調整するかも。本当は取り付け方が違っていてまるで違うんだけど、上から見るとそう見えてしまう」
オマケ §
ヤマトパーカーで連想するもの。
「パーカーやってちょうだい」
「はい、メルダお嬢様」
赤いロールスロイス発進。
(……きっと違う)
オマケ2 §
「ブリッジの改良は行った。フルハル摩耶の余りパーツで補強した。ありがとうフルハル摩耶。異常に余りパーツが多いキットであったが、ここで役立ったよ」
「なんで余りパーツが多いの?」
「他のキットとの共通ランナーが多いからだ」
「ジャンクパーツ取り放題ってことだね」
「たいてい、使うかも知れないと思って保管する未使用パーツは使わないんだけどね」
「ひ~」
オマケIII §
「新たな脅威が宇宙を席巻していた」
「何だよ」
「二連三段ガンダム空母」
「なんでそんなふざけたものばかり作るんだよ」
「ん~、大量の二連三段の余りパーツがあるからかな。そうじゃないならあえて作らない」
「使わなくても、もったいないお化けは出ないよ!」
「ちなみに、二連三段ガンダム空母に使ったガンダムのパーツも、FGガンダム作ったときに部品取りに買ったもう1つのパッケージの残りパーツ」
「たまたま余ったパーツの廃品コラボかい!」
「メッセージ性と完成形を想定して意識的に作る例外を除き、ミキシングビルド的なものには余り興味が持てない。それでもやるのは敗戦処理的な扱いだな」
「その割に、そんなのが多いよ」
「結局さ。たまたま余ったパーツの廃品コラボっていうのは逆説的に結果を予測しがたいモデリングになって、意外性もあればオリジナリティもある仕上がりになるんだよ」
「ほんとかよ」
「あくまで上手くまとまればの話だけどな」
「ひ~」