2014年04月29日
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2000年代前半のアニメの転換点と復活篇の関係はあるのか無いのか

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「古い未公開対話を掘り起こしてみたぞ」

「いつの話だっけ?」

「数ヶ月は前だな」

本題 §

「復活篇は実際には三度目の正直で実現している」

1994年及び2004年に製作発表されながら実現せず、2008年に3度目の製作発表が行われ、実現した。

「1994年の時は単純にニーズが無いから流れたような気がする」

「それで?」

「しかし、はたと気付いたのだ」

「何に?」

「2000年代の前半がアニメの転換点だとすると、2004年の発表はまさにそこに至る」

「それにどんな意味があるわけ?」

「実はネットに何か書いてもあまりにも手応えが無いことに驚いて、ならば君たちが好きなものを題材にしてこれなら興味が持てるだろうと思って2005年にメイドのプリンセス メイディー・メイという連載を始めたが、手応えは全く変化がなくて途中で諦めて連載を中止してしまった。そういう挫折と実は同根の問題があったのではないか……と思い付いたが、事実かどうかは知らない。というか、おそらくそのあたりの話が出てくることはない」

「えー。それじゃ分からないよ」

「ともかく。WXIIIしかりプリンセスチュチュしかり2000年代前半はより良いアニメを作ろうとする努力が全てスカッと空回りし、客層が自称するようなクールな存在では無いことを露呈してしまった時代だろう。実際、2000年代前半には良いアニメをいくつでも挙げることができるが、オタクから手厚い支持を得たのはろくでもないダメアニメばかりだった。だから、アニメ業界がどんどんオタク層に対して等身大の矮小化されたアニメばかり作るようになり、骨太のアニメはむしろジャリ向けに見られるような捻れた時代になって行ったわけだ。嘘か本当かは一切知らないが」

「知らないのかよ!」

「ただの思いつきをメモってみただけだからな」

「無責任野郎!」

「その無責任はタイラーかい? それともクレイジーかい?」

「クレイジーなのは君の方さ」

「まあそういうわけだから、2004年ともなれば、復活篇へのニーズはあるかのように見えたのだろうが、実際には無かった。だから一見作れる見込みがありそうで、実際には無かったのだと思う」

「では、なぜ2009年の公開にはこぎ着けることができたのだい?」

「押すべきスイッチはオタクスイッチではなく、ヤマトファンスイッチであり、映画ファンスイッチであることが分かったのだろう。事実かどうかは知らないけど」

「やっぱり無責任野郎」

オマケ §

メイドのプリンセス メイディー・メイって、メイドさえ出ればおまえら満足だろう?というなめた態度で書いたから忌避されたのではないの?」

「そんなことはない。ちゃんと面白い仕掛けを用意して、書く方も良質な手応えを感じて書いていた。そもそも、メイド趣味が無いと思うのが間違っている」

「あるの?」

「オタクのメイドブームが起きる前から、翻訳ポルノ小説などでメイドが魅力的な立場で登場するものを読んで知っているしね。いろいろあるよ」

「では、メイドでいいわけだね?」

「そうだな。そもそも、海の向こうでもメイドという趣味はある」

「ではメイド喫茶の常連?」

「ほとんど行ったことはない」

「メイド趣味があるのに行かないの?」

「メイドと称するウェイトレスには興味はないよ」

「君にとってのメイドってなに?」

「ただの家政婦。アイドルでも風俗嬢でもないよ。ただの使用人」

「色気がぜんぜんねえ!」

「ただの若い使用人に手を付けるからドキドキの展開じゃないか」

「若い使用人もいるけど、年取った使用人もいるってことか?」

「普通はそうだな」

「じゃあ、御主人様(はあと)とかいうメイドは?」

「普通はいない。強引にパワハラを発揮して抵抗できない使用人を御主人様が犯しちゃうようなドロドロの世界だろう」

「分かった。そのドロドロの世界をオタクは受け付けないわけだね? 毒を抜かれたメイド喫茶のメイドもどきの方がいいわけだね?」

「念のために言うと、エロゲーなどにはドロドロのメイドものは確かにあったと思うよ。だから、そういうメイドでもOKなんだろう……という推定は立てられた。しかし、実際は違ったようだね」

「他人事みたいに……」

オマケのプリンセス オマディー・オマ §

メイドのプリンセス メイディー・メイに用意された面白い仕掛けってなに?」

「たとえば箱男」

「なにそれ?」

「ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶった男」

「そんな変態男が出てくるわけ?」

「メイディー・メイの世界は、ボックスマン・スーフィーア世界といい、ボックスマンつまり箱男が支配する世界なのだ。メイ達メイドが御主人様として憧れていた人達は箱男なのだよ。もちろん箱男はオタク達だ」

「それが仕掛け?」

「仕掛けの1つだ」

「それで主人公はメイドなの?」

「そうだ。メイド本人を無視してメイド服だけ飾っておくような冷たい箱男を御主人様と仰ぐことになってしまったメイドのメイちゃんが主人公だ」

「御主人様(はあと)には縁遠い世界だな」

「そもそも、御主人様に可愛がられることを向こうから待っているメイドに、御主人様の立場で接してもドラマなんか産まれないだろう。それは物語の放棄と同じだ」

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2000年代前半のアニメの転換点と復活篇の関係はあるのか無いのか

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「古い未公開対話を掘り起こしてみたぞ」

「いつの話だっけ?」

「数ヶ月は前だな」

本題 §

「復活篇は実際には三度目の正直で実現している」

1994年及び2004年に製作発表されながら実現せず、2008年に3度目の製作発表が行われ、実現した。

「1994年の時は単純にニーズが無いから流れたような気がする」

「それで?」

「しかし、はたと気付いたのだ」

「何に?」

「2000年代の前半がアニメの転換点だとすると、2004年の発表はまさにそこに至る」

「それにどんな意味があるわけ?」

「実はネットに何か書いてもあまりにも手応えが無いことに驚いて、ならば君たちが好きなものを題材にしてこれなら興味が持てるだろうと思って2005年にメイドのプリンセス メイディー・メイという連載を始めたが、手応えは全く変化がなくて途中で諦めて連載を中止してしまった。そういう挫折と実は同根の問題があったのではないか……と思い付いたが、事実かどうかは知らない。というか、おそらくそのあたりの話が出てくることはない」

「えー。それじゃ分からないよ」

「ともかく。WXIIIしかりプリンセスチュチュしかり2000年代前半はより良いアニメを作ろうとする努力が全てスカッと空回りし、客層が自称するようなクールな存在では無いことを露呈してしまった時代だろう。実際、2000年代前半には良いアニメをいくつでも挙げることができるが、オタクから手厚い支持を得たのはろくでもないダメアニメばかりだった。だから、アニメ業界がどんどんオタク層に対して等身大の矮小化されたアニメばかり作るようになり、骨太のアニメはむしろジャリ向けに見られるような捻れた時代になって行ったわけだ。嘘か本当かは一切知らないが」

「知らないのかよ!」

「ただの思いつきをメモってみただけだからな」

「無責任野郎!」

「その無責任はタイラーかい? それともクレイジーかい?」

「クレイジーなのは君の方さ」

「まあそういうわけだから、2004年ともなれば、復活篇へのニーズはあるかのように見えたのだろうが、実際には無かった。だから一見作れる見込みがありそうで、実際には無かったのだと思う」

「では、なぜ2009年の公開にはこぎ着けることができたのだい?」

「押すべきスイッチはオタクスイッチではなく、ヤマトファンスイッチであり、映画ファンスイッチであることが分かったのだろう。事実かどうかは知らないけど」

「やっぱり無責任野郎」

オマケ §

メイドのプリンセス メイディー・メイって、メイドさえ出ればおまえら満足だろう?というなめた態度で書いたから忌避されたのではないの?」

「そんなことはない。ちゃんと面白い仕掛けを用意して、書く方も良質な手応えを感じて書いていた。そもそも、メイド趣味が無いと思うのが間違っている」

「あるの?」

「オタクのメイドブームが起きる前から、翻訳ポルノ小説などでメイドが魅力的な立場で登場するものを読んで知っているしね。いろいろあるよ」

「では、メイドでいいわけだね?」

「そうだな。そもそも、海の向こうでもメイドという趣味はある」

「ではメイド喫茶の常連?」

「ほとんど行ったことはない」

「メイド趣味があるのに行かないの?」

「メイドと称するウェイトレスには興味はないよ」

「君にとってのメイドってなに?」

「ただの家政婦。アイドルでも風俗嬢でもないよ。ただの使用人」

「色気がぜんぜんねえ!」

「ただの若い使用人に手を付けるからドキドキの展開じゃないか」

「若い使用人もいるけど、年取った使用人もいるってことか?」

「普通はそうだな」

「じゃあ、御主人様(はあと)とかいうメイドは?」

「普通はいない。強引にパワハラを発揮して抵抗できない使用人を御主人様が犯しちゃうようなドロドロの世界だろう」

「分かった。そのドロドロの世界をオタクは受け付けないわけだね? 毒を抜かれたメイド喫茶のメイドもどきの方がいいわけだね?」

「念のために言うと、エロゲーなどにはドロドロのメイドものは確かにあったと思うよ。だから、そういうメイドでもOKなんだろう……という推定は立てられた。しかし、実際は違ったようだね」

「他人事みたいに……」

オマケのプリンセス オマディー・オマ §

メイドのプリンセス メイディー・メイに用意された面白い仕掛けってなに?」

「たとえば箱男」

「なにそれ?」

「ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶった男」

「そんな変態男が出てくるわけ?」

「メイディー・メイの世界は、ボックスマン・スーフィーア世界といい、ボックスマンつまり箱男が支配する世界なのだ。メイ達メイドが御主人様として憧れていた人達は箱男なのだよ。もちろん箱男はオタク達だ」

「それが仕掛け?」

「仕掛けの1つだ」

「それで主人公はメイドなの?」

「そうだ。メイド本人を無視してメイド服だけ飾っておくような冷たい箱男を御主人様と仰ぐことになってしまったメイドのメイちゃんが主人公だ」

「御主人様(はあと)には縁遠い世界だな」

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