2014年10月20日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 802 count

ヤマト2199追憶の航海と切ることのの創造性

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「良く分かっていない人もいるが、フィルムを切ることは創造的な行為なのだ。不完全なものを作り出す行為ではないのだ」

「切ることは長さが短くなって。中身が減るわけだろう? なぜそれが創造なのだい?」

「強調したい部分を遺して、そうではない部分を切ると、もっとメッセージ性が分かりやすくなるからさ」

「では、フィルムを切ることは、単なるダイジェストを作る行為ではなく、新しい価値の創造なのかい?」

「そうだ。きちんと正しくやっていればね」

Subject: ヤマト2199追憶の航海・いや違うなEX178は【ネタバレ注意】

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20141014105932

名前: トモネコ

本文:

「何と合理的な解釈!」

今日の記事・いや違うなEX178は【ネタバレ注意】

は[追憶]に否定的な意見がある中、本当に感心しました。

本当に合理的な素晴らしい解釈ですね!

私は[追憶]の変更点はスターシャの描き方とデスラーが追撃して来なかった事の二点で

その他はあくまでも省略で、各人「脳内補完ヨロシク!」

だと思って鑑賞しました。

これを踏まえると[追憶]がますます素晴らしい作品に思えます。

しかし、加戸監督はここまで考慮してシーンの選択をしたのでしょうか?(監督に失礼でしょうか?)

・追記・

人気作品の総集編的な劇場版を視るにつけガンダム劇場版の三部作構成は上手くやった

ものと思います。

事実、富野監督自身もDVD.BOXの解説で劇場版をきちんと作ったからこそ、今があると語っています。

[追憶]に否定的な方も単なるダイジェストが観たかった訳では無いと思うのですが..

「切ることにっよってフィルムの意味が変化することに対しては有自覚的に扱っていたと思うよ。加戸さん知識も経験も豊富で凄く優秀だから」

「その証拠はある?」

「ちゃんとね。そう解釈するとあってはならないシーンが全部取り除かれている。残っているのは、それに該当しないシーンばかりだ」

「ガンダムについてはどう思う?」

「ヤマト2199もね。確かに追憶の航海で取りこぼした要素はある。それらを含めてもおそらく三部作ぐらいでヤマト2199のエッセンスは全部取り込めると思う。あとは冗長」

「それはTVシリーズの26話が冗長という意味かい?」

「エピソードによってはゆったり30分語ることに意味がある場合もあるが、やはり全体として見ると【詰め込みすぎ】の感がある」

「じゃあ、むしろ長くしないとダメじゃん」

「そうじゃないんだよ。詰め込まれた内容に意味があるのかといえば話が別だからだ」

「えー」

「単なるヤマトへの思い入れで突っ込んではみたものの、あまり有効に機能していない要素も多い。結局、そういう要素を取り除いて26話全部を要約していくと、おそらく映画3本分ぐらいで収まるような気がする」

「じゃあさ。その結果として解釈が変化することは良いのか?」

「だって、劇場ガンダム3部作だって解釈が変化しているよ。たとえば、ベルファスト編のガンダムの出番は単なるカットではなく、【ガンダムは使い過ぎなんだよ】って整備兵が怒る新作カットが挿入されたことで意味が変わってしまう。ジャブローで本格的なメンテを受けないと、もうホワイトベース隊は戦えない。最後のピンチヒッターはガンペリーで、ミハルがミサイルを撃ってやっと助かるが、ミハルは助からない。TVシリーズでは海中で戦っていたアムロは別に引け目を感じることはないが、哀戦士では出撃できなかったので、助けられなかった引け目がある」

「分かった。めぐりあい宇宙は最後にシャアがグワジンで脱出していくカットが追加されているので、TVシリーズと結末の解釈が変わるわけだね」

「そうそう。コアブー問題だって同じこと。どんなに玩具みたいなGファイターを嫌がってコアブー出しても、Gファイターの方が良かったという人達は残る。どうにもならない。最初から解釈が違うのだ」

「じゃあさ、もっと分かりやすい説明はないの? もっとヤマトでさ」

「うむ。じゃあヤマト2199の第25話。最初の劇場版では一部のカットが入っていなかった。これも一種のカットだ」

「それで?」

「実は解釈が変化してしまう。ゲール、薮、UX-01の位置づけが大幅に変わるのだ」

「分かった。全長版だと総統直轄だったUX-01を使っているディッツの大物ぶりが印象づけられるわけだね」

「では、全長版の方が良いのか、というとこれが微妙なのだ」

「なんで?」

「暗殺未遂からこっそりデスラーを逃がしたUX-01が、第25話ではデスラーと敵対しているのだ。一貫性が欠落して、誰が誰の味方か良く分からない」

「えー」

「実は初期上映版の方が分かりやすくつながっている、という解釈も有り得るのだ」

「恐い考えになってきたが、まさか……」

「そう。そのまさかだ。実は、初期上映版の方が良かったと思っている。UX-01もフラーケンも出てこない。ゲールはゲートを機能させるだけで戦わないチキン野郎で生存する。その方がヤマト2199という物語としては分かりやすい」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

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ヤマト2199追憶の航海と切ることのの創造性

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「良く分かっていない人もいるが、フィルムを切ることは創造的な行為なのだ。不完全なものを作り出す行為ではないのだ」

「切ることは長さが短くなって。中身が減るわけだろう? なぜそれが創造なのだい?」

「強調したい部分を遺して、そうではない部分を切ると、もっとメッセージ性が分かりやすくなるからさ」

「では、フィルムを切ることは、単なるダイジェストを作る行為ではなく、新しい価値の創造なのかい?」

「そうだ。きちんと正しくやっていればね」

Subject: ヤマト2199追憶の航海・いや違うなEX178は【ネタバレ注意】

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名前: トモネコ

本文:

「何と合理的な解釈!」

今日の記事・いや違うなEX178は【ネタバレ注意】

は[追憶]に否定的な意見がある中、本当に感心しました。

本当に合理的な素晴らしい解釈ですね!

私は[追憶]の変更点はスターシャの描き方とデスラーが追撃して来なかった事の二点で

その他はあくまでも省略で、各人「脳内補完ヨロシク!」

だと思って鑑賞しました。

これを踏まえると[追憶]がますます素晴らしい作品に思えます。

しかし、加戸監督はここまで考慮してシーンの選択をしたのでしょうか?(監督に失礼でしょうか?)

・追記・

人気作品の総集編的な劇場版を視るにつけガンダム劇場版の三部作構成は上手くやった

ものと思います。

事実、富野監督自身もDVD.BOXの解説で劇場版をきちんと作ったからこそ、今があると語っています。

[追憶]に否定的な方も単なるダイジェストが観たかった訳では無いと思うのですが..

「切ることにっよってフィルムの意味が変化することに対しては有自覚的に扱っていたと思うよ。加戸さん知識も経験も豊富で凄く優秀だから」

「その証拠はある?」

「ちゃんとね。そう解釈するとあってはならないシーンが全部取り除かれている。残っているのは、それに該当しないシーンばかりだ」

「ガンダムについてはどう思う?」

「ヤマト2199もね。確かに追憶の航海で取りこぼした要素はある。それらを含めてもおそらく三部作ぐらいでヤマト2199のエッセンスは全部取り込めると思う。あとは冗長」

「それはTVシリーズの26話が冗長という意味かい?」

「エピソードによってはゆったり30分語ることに意味がある場合もあるが、やはり全体として見ると【詰め込みすぎ】の感がある」

「じゃあ、むしろ長くしないとダメじゃん」

「そうじゃないんだよ。詰め込まれた内容に意味があるのかといえば話が別だからだ」

「えー」

「単なるヤマトへの思い入れで突っ込んではみたものの、あまり有効に機能していない要素も多い。結局、そういう要素を取り除いて26話全部を要約していくと、おそらく映画3本分ぐらいで収まるような気がする」

「じゃあさ。その結果として解釈が変化することは良いのか?」

「だって、劇場ガンダム3部作だって解釈が変化しているよ。たとえば、ベルファスト編のガンダムの出番は単なるカットではなく、【ガンダムは使い過ぎなんだよ】って整備兵が怒る新作カットが挿入されたことで意味が変わってしまう。ジャブローで本格的なメンテを受けないと、もうホワイトベース隊は戦えない。最後のピンチヒッターはガンペリーで、ミハルがミサイルを撃ってやっと助かるが、ミハルは助からない。TVシリーズでは海中で戦っていたアムロは別に引け目を感じることはないが、哀戦士では出撃できなかったので、助けられなかった引け目がある」

「分かった。めぐりあい宇宙は最後にシャアがグワジンで脱出していくカットが追加されているので、TVシリーズと結末の解釈が変わるわけだね」

「そうそう。コアブー問題だって同じこと。どんなに玩具みたいなGファイターを嫌がってコアブー出しても、Gファイターの方が良かったという人達は残る。どうにもならない。最初から解釈が違うのだ」

「じゃあさ、もっと分かりやすい説明はないの? もっとヤマトでさ」

「うむ。じゃあヤマト2199の第25話。最初の劇場版では一部のカットが入っていなかった。これも一種のカットだ」

「それで?」

「実は解釈が変化してしまう。ゲール、薮、UX-01の位置づけが大幅に変わるのだ」

「分かった。全長版だと総統直轄だったUX-01を使っているディッツの大物ぶりが印象づけられるわけだね」

「では、全長版の方が良いのか、というとこれが微妙なのだ」

「なんで?」

「暗殺未遂からこっそりデスラーを逃がしたUX-01が、第25話ではデスラーと敵対しているのだ。一貫性が欠落して、誰が誰の味方か良く分からない」

「えー」

「実は初期上映版の方が分かりやすくつながっている、という解釈も有り得るのだ」

「恐い考えになってきたが、まさか……」

「そう。そのまさかだ。実は、初期上映版の方が良かったと思っている。UX-01もフラーケンも出てこない。ゲールはゲートを機能させるだけで戦わないチキン野郎で生存する。その方がヤマト2199という物語としては分かりやすい」

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