2015年03月14日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 1340 count

ガトランティスの科学奴隷は何者なのか?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

Subject: 続・『宇宙戦艦ヤマトとその時代』が売れない問題を検討する

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20150213091816

名前: トモネコ

本文:

「科学奴隷=フォン・ブラウンか?」

また2199ネタで恐縮です(汗)

『方舟』の書き込みで「科学奴隷」に反応している方が多くいられましたが私は超・最新技術とともに米国に亡命したフォン・ブラウンのイメージでした。「ヴェルナー・フォン・ブラウン」をウィキしてみた所

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3

亡命先を決める時に「フランス人は彼らを奴隷のように扱うだろう」と書かれています。

ソ連の捕虜になった技術者は本当に科学奴隷と思いますが米国亡命者も自由は制限され自らの事を「平時捕虜」と言ったとも..

・本題・

今日、『宇宙戦艦ヤマトとその時代』を読み返したのですが、フォン・ブラウンが登場した事に気付いたもので..

一度目とは印象に残った所が全く異なり驚いています!

一度目はドメル旗艦=大淀・説や八・八艦隊といったミリタリの部分が印象に残ったのですが、二度目は今の時代にヤマトが望まれた理由の部分に魅かれました。

本書は歴史、昭和の部分が重要で若い方は取り付きにくいとは思いますが、そこはトーノ様、いつもの対話方式で若い方にもむしろ若い方にこそ読んで欲しいです!

「一生、勉強」です!

私には耳が痛いですが(^_^;)

次回、作品も期待しています。

「繰り返すが2199や方舟の問題に深く立ち入る気は無い」

「では、ドイツのロケット術者の戦後は科学奴隷だと思うかい?」

「自由を拘束された科学者、技術者ではあったと思うよ」

「では方舟の科学奴隷とはそのような人達だと思うかい?」

「思わない。野蛮人は圧倒的に上位にある科学技術を奴隷化して持つことはできない。完成品を奪ってくることはできても、生産することはまず無理。鞭で打って済む問題ではない。十分に発達した科学は魔法と同じなのだ。魔法であるならば魔法使いの言いなりになるほかはなく、使役することなどできるはずもない」

「最低限、基礎技術が同じ水準にないと、技術は移転できないわけだね」

「システマティックな方法論が無いと機器類の製造はできないが、それは文明人にのみ可能だ。方舟のガトランティスは放っておくと自壊して消えて無くなる泡のような存在にしか見えないよ。というか、独自の宇宙艦隊を持っている時点でかなり背伸びした無理のある設定」

「古代とバーガーの友情パワー程度で勝てるように設定された弱敵ってことだね」

「そもそもドメル艦隊に圧勝されている時点で、ちゃんと戦えていない。ぜんぜん動かないんだぜ。ひたすら据え物切りされているだけ。マグロだよマグロ。艦隊運用の真似事しかできていないんだろう」

「つまりなんだい?」

「無限に広がる大宇宙戦艦ヤマト宇宙ではつかの間の混乱でしかないだろうさ」

そこで気づく §

「フォン・ブラウンをドイツからアメリカに連れて行って宇宙開発に成功できるのは基礎技術レベルが同じだからだ」

「でも、シャーマンは弱かったよ」

「長大な補給線というものを考えて見ろ。それだけで見劣りする戦力しか展開できない。輸送の都合を度外視すればもっと強力な戦車を作る能力はあったのだ」

「長い補給線はそれだけで負ける要素だってことだね」

「そこではたと気づいた」

「何だよ」

「ガミラスは14万8千光年もの補給線を持って地球を攻めて負けた」

「それで?」

「ではヤマトは何故勝てたのか」

「なぜだよ」

「ヤマトは自活自給の宇宙艦で、補給線を持っていなかった。つまり、どこまで行っても補給線の長さはゼロメートルなのだよ」

「まさか」

「何でも作り出す魔法の技師長と万能作機械のおかげ」

オマケ §

「では君の最前線はどこにある?」

「デスラー戦闘空母だよ。実はあることに気づいてしまった」

「何だよ」

「三連装砲塔四基だと思っていたら、実は決定稿で三基に減らされている。かすれた線で第4砲塔っぽく見えたのは後部フィンで錯覚。ラフでは明確に四基。板橋さんの決定稿は三基。メカコレのデスラー戦闘空母はかなり忠実に決定稿通りに立体化しているのだと分かった」

「なんで三基にしたのだと思う?」

「四基だと無理がありすぎるからだ。作画の負担にもなる。あまり意味が無いから取った方が適切だろう」

「じゃあ2199の戦闘空母はどうなんだよ」

「あれはね。四基という解釈でバランスを取ろうとすると逆に戦闘空母らしさが失われてしまうという逆説だと思うよ」

「では君の感想は?」

「戦闘空母の模型なら旧キットのデスラー戦闘空母がいちばんそれっぽいと思う。2199のは理屈優先でデザインされすぎて、戦闘空母らしいキャラクター性が十分に出ていないと思う。」

「アニメのメカは、機械じゃなくてキャラクターだってことだね」

板橋ラブ §

「最近は板橋メカのラブラブじゃないか」

「いや、板橋メカを解釈する正しいキーを発見したのだ。そこにキーを差し込んだら、全てが解釈可能になった。その結果として、凄く良い仕事をしていることが分かってきたよ。ぬえのメカに見られる【アイデアは良いのだがまとめ方が強引すぎる】というパターンと比較すると強引さがない。作画というシステムの中で無理の無いデザインの落とし込もうという意志が感じられる。だからさ。3DCGの時代になると全くデザインポリシーが変わってくる。普遍的なデザインなんか信じてない。あくまで描くための手段に寄り添った方法論でデザインされている」

「絵に描いた餅じゃないわけだね」

「そうだ。餅じゃない。絵に描いたメカだ」

「は?」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

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「科学奴隷=フォン・ブラウンか?」

また2199ネタで恐縮です(汗)

『方舟』の書き込みで「科学奴隷」に反応している方が多くいられましたが私は超・最新技術とともに米国に亡命したフォン・ブラウンのイメージでした。「ヴェルナー・フォン・ブラウン」をウィキしてみた所

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3

亡命先を決める時に「フランス人は彼らを奴隷のように扱うだろう」と書かれています。

ソ連の捕虜になった技術者は本当に科学奴隷と思いますが米国亡命者も自由は制限され自らの事を「平時捕虜」と言ったとも..

・本題・

今日、『宇宙戦艦ヤマトとその時代』を読み返したのですが、フォン・ブラウンが登場した事に気付いたもので..

一度目とは印象に残った所が全く異なり驚いています!

一度目はドメル旗艦=大淀・説や八・八艦隊といったミリタリの部分が印象に残ったのですが、二度目は今の時代にヤマトが望まれた理由の部分に魅かれました。

本書は歴史、昭和の部分が重要で若い方は取り付きにくいとは思いますが、そこはトーノ様、いつもの対話方式で若い方にもむしろ若い方にこそ読んで欲しいです!

「一生、勉強」です!

私には耳が痛いですが(^_^;)

次回、作品も期待しています。

「繰り返すが2199や方舟の問題に深く立ち入る気は無い」

「では、ドイツのロケット術者の戦後は科学奴隷だと思うかい?」

「自由を拘束された科学者、技術者ではあったと思うよ」

「では方舟の科学奴隷とはそのような人達だと思うかい?」

「思わない。野蛮人は圧倒的に上位にある科学技術を奴隷化して持つことはできない。完成品を奪ってくることはできても、生産することはまず無理。鞭で打って済む問題ではない。十分に発達した科学は魔法と同じなのだ。魔法であるならば魔法使いの言いなりになるほかはなく、使役することなどできるはずもない」

「最低限、基礎技術が同じ水準にないと、技術は移転できないわけだね」

「システマティックな方法論が無いと機器類の製造はできないが、それは文明人にのみ可能だ。方舟のガトランティスは放っておくと自壊して消えて無くなる泡のような存在にしか見えないよ。というか、独自の宇宙艦隊を持っている時点でかなり背伸びした無理のある設定」

「古代とバーガーの友情パワー程度で勝てるように設定された弱敵ってことだね」

「そもそもドメル艦隊に圧勝されている時点で、ちゃんと戦えていない。ぜんぜん動かないんだぜ。ひたすら据え物切りされているだけ。マグロだよマグロ。艦隊運用の真似事しかできていないんだろう」

「つまりなんだい?」

「無限に広がる大宇宙戦艦ヤマト宇宙ではつかの間の混乱でしかないだろうさ」

そこで気づく §

「フォン・ブラウンをドイツからアメリカに連れて行って宇宙開発に成功できるのは基礎技術レベルが同じだからだ」

「でも、シャーマンは弱かったよ」

「長大な補給線というものを考えて見ろ。それだけで見劣りする戦力しか展開できない。輸送の都合を度外視すればもっと強力な戦車を作る能力はあったのだ」

「長い補給線はそれだけで負ける要素だってことだね」

「そこではたと気づいた」

「何だよ」

「ガミラスは14万8千光年もの補給線を持って地球を攻めて負けた」

「それで?」

「ではヤマトは何故勝てたのか」

「なぜだよ」

「ヤマトは自活自給の宇宙艦で、補給線を持っていなかった。つまり、どこまで行っても補給線の長さはゼロメートルなのだよ」

「まさか」

「何でも作り出す魔法の技師長と万能作機械のおかげ」

オマケ §

「では君の最前線はどこにある?」

「デスラー戦闘空母だよ。実はあることに気づいてしまった」

「何だよ」

「三連装砲塔四基だと思っていたら、実は決定稿で三基に減らされている。かすれた線で第4砲塔っぽく見えたのは後部フィンで錯覚。ラフでは明確に四基。板橋さんの決定稿は三基。メカコレのデスラー戦闘空母はかなり忠実に決定稿通りに立体化しているのだと分かった」

「なんで三基にしたのだと思う?」

「四基だと無理がありすぎるからだ。作画の負担にもなる。あまり意味が無いから取った方が適切だろう」

「じゃあ2199の戦闘空母はどうなんだよ」

「あれはね。四基という解釈でバランスを取ろうとすると逆に戦闘空母らしさが失われてしまうという逆説だと思うよ」

「では君の感想は?」

「戦闘空母の模型なら旧キットのデスラー戦闘空母がいちばんそれっぽいと思う。2199のは理屈優先でデザインされすぎて、戦闘空母らしいキャラクター性が十分に出ていないと思う。」

「アニメのメカは、機械じゃなくてキャラクターだってことだね」

板橋ラブ §

「最近は板橋メカのラブラブじゃないか」

「いや、板橋メカを解釈する正しいキーを発見したのだ。そこにキーを差し込んだら、全てが解釈可能になった。その結果として、凄く良い仕事をしていることが分かってきたよ。ぬえのメカに見られる【アイデアは良いのだがまとめ方が強引すぎる】というパターンと比較すると強引さがない。作画というシステムの中で無理の無いデザインの落とし込もうという意志が感じられる。だからさ。3DCGの時代になると全くデザインポリシーが変わってくる。普遍的なデザインなんか信じてない。あくまで描くための手段に寄り添った方法論でデザインされている」

「絵に描いた餅じゃないわけだね」

「そうだ。餅じゃない。絵に描いたメカだ」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

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