Written By: 川俣 晶
「夕方は雨が降りそうな予報もあったのでな。午前中に野川方面まで東八道路を飛ばした。自転車で」
「目当ては?」
「新川丸池公園の池」
「どうだった?」
「複雑な形の池が確かにあったがね。何かイベントをやっているようで、あまり奥まで入り込まないで帰ってきたよ。また行けばいいんだ」
「なるほど」
「しかし、どこが水源でどっちに流れているのか良く分からない池だ。こっちが下流だと思って追いかけると、そこもまた水が流れ出ている場所だったり」
「な、なるほど」
「公園の地図を見たら三鷹市遺跡調査会展示室まで書いてあって近くだと分かった。懸案の場所もでもあったし、ついでに行ってみた」
「土器が多くてドキドキした」
「ダジャレかよ」
「でもね。縄文土器の模様は血族ごとに伝来し、1つの村で複数の様式が同居していたという話は面白い。女性が持ちこんでそのまま使われていたようだ」
「ふーん」
「それに、顔に見える土器の模様も面白いね。入口のキャラクターにもなっていた」
「それだけ?」
「井の頭や滝坂にも遺跡があったのは興味深い。井の頭の遺跡は武蔵野市まではみ出しているようだが」
「昔から人が住んでいたのだね」
[メッセージ送信フォームを利用する]
メッセージ送信フォームを利用することで、川俣 晶に対してメッセージを送ることができます。
この機能は、100%確実に川俣 晶へメッセージを伝達するものではなく、また、確実に川俣 晶よりの返事を得られるものではないことにご注意ください。
管理者: 川俣 晶
Powered by MagSite2 Version 0.36 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2021 Pie Dey.Co.,Ltd.