「1台目は問題が出たので、2台目を発注してしまった」
「中華パッドだから品質に問題があったの?」
「いや。液晶保護マットを貼ろうと思ってさ。その前に模型用の薄め液で表面を綺麗にしたら内部に入り込んだらしく、画面の端の方でタッチが無効になってしまった。動作も少し怪しい」
「自分のせいか」
「とりあえず、今抱えている問題は以下の点」
- 画面の端の方でタッチ操作できない
- Wi-Fiがおかしい。デバイスは正常動作しているはずなのに電波を拾わない
- OSの機能で初期化しても、購入時の状態に戻らない
- 環境が壊れているらしく一部のストアアプリがインストールできない
- 復元ポイントが初期状態で無効だった
「それで対策はあるのかい?」
「タッチはもうハードの問題だから買い直すしか無い」
「Wi-Fiは?」
「Androidを起動すると有効なので、ハードは問題無い。ドライバか設定の問題だと思う」
「でも通信できないと困るだろう? 有線LAN無いし」
「実はBluetooth接続で通信するという裏技を発見した。Lumia経由のBluetoothテザリング経由で接続可能と分かった。低速だがつながることはつながる。致命傷ではない。それに初期状態では動いた」
「じゃあ、初期化の問題は?」
「買った直後の状態をUSBメモリにバックアップしておけば良いのだろう」
「ストアアプリの問題は?」
「それは未解決だ」
「復元ポイントは?」
「忘れずに自分で有効にすれば大丈夫だろう」
「それで何とかなるの?」
「さあ。分からない。しかし、2台目は1台目より値下がりしていた」
「少額でも値下がりは値下がりだね」
「しかもね。2台合わせても値段は3万円に満たないんだよ」
「中華パワーおそるべし」
同じモデルの理由 §
「なんで同じモデルなんだ?」
「理由はいくつかある」
- 安い
- 軽い
- 画面解像度が高い
- 問題は多々あるが、回避策はほぼ確立済み
- キーボード付きケースなどのオプション類も揃っている
「そうか。今回はオプションまでは買い直さないのか」
「その通り。本体だけ。問題あるのはそれだけなので」
「他の中華パッドに興味は無いのか?」
「あるぞ。ただ、今は手を出さないだけだ」
「Surfaceには興味無いのか?」
「興味はあるが絶対に買えない高値の花だ」
「嘘つけ、初代のARM機を1つ買ってるだろ」
「中華パッドの安さを見た後ではもう買えない」