「タイトルのバックにデメキン号がいるとは、まるで最盛期のネギま!を読んでいるようだ。しかもサブタイトルにネギと入っているし」
「そうか」
「その後で、雪姫、真名、ザジの全力戦闘でフェイトと戦闘。これはもうネギま!」
「そこまで言っちゃうか」
「と言いたくなったが、実はザジは最後の最後まで謎のキャラなので、ザジが参加する戦闘は実はあまりネギま!っぽくはない。ザジに表情があって、直接的に物語に関与してくるのは、かなり新しい」
「それだけ?」
「表現で言うと、遠くでチカッと光って、そこに遠距離射撃する雪姫と真名がいるという描写は上手いと思った」
「刀太を勧誘するフェイトの顔が狂っているように見えるのも、はたしてどんな伏線なのか」
「それは恐いな」
「で、ここからが本題」
「まさか。その先があるのか?」
「このエピソード、凄く内容的にネギま!っぽい表現に満ちあふれているにも関わらず、実はまるで別の方向を向いている」
「ネギま!の物語はフェイトとの和解という方向を向いていたのだが、実はUQ Holderの物語はフェイトとの決別という方向を向いているように思えるのだよ」
「つまり、フェイトはフェイクなんだね?」
「それはダジャレ」