2016年10月03日
川俣晶の縁側模型局スケールモデルtotal 382 count

思い出の【妙高】再現計画・甲板ブラウン版妙高

Written By: 川俣 晶連絡先

思い出の妙高

「父が作った最初のウォーターラインシリーズ妙高の思い出を再現してみようというコーナー。自分一人にしか意味が無い」

「どんな思い出だよ」

「覚えていることを列挙する」

  • 父は、たまに艦船模型を作るだけの飛行機モデラーであった (それ以前の本来の立場は鉄道模型モデラー)
  • 1973年、ウォーターラインシリーズ開始。最初のラインナップはNo1妙高(ハセガワ)、No2高雄(アオシマ)、No3鈴谷(タミヤ)、No4利根(フジミ)
  • 父は、下高井戸の西友ストアで妙高を買う
  • 父は妙高を作る
  • カラーはレベルカラーを使用していた
  • 船体は日本軍艦色で塗られていた
  • 甲板はレベルカラーNo41のレッドブラウンではなく、No9のブラウンで塗られていた
  • No2高雄から甲板はレッドブラウンになった。それ以後のリノリウム甲板は全てレッドブラウンで塗ったはずである
  • 妙高も探照灯は金か銀を入れていたはずである
  • 当時のキットには艦載機の日の丸デカールは無いため、赤丸は手描きである (白地まで入れていたかは記憶が定かではない)
  • 妙高だけ甲板がブラウンだから浮いていたが、特に塗り直すこともなく。ずっと浮いていた。
  • Wランナー付属でシリーズが全てリニューアルした時点で全艦(日本艦)の作り直しを父は実行した
  • No301妙高を作り、これは甲板がレッドブラウンだったはずである
  • その時、作り直して不要になった旧作がどうなったのかは知らないがたぶん破棄されている
  • その後、父は他界したため、新金型のNo333 妙高は作っていない

「だいたい分かった。それで今回の君の目的は?」

「甲板がブラウンの妙高を作る」

「思い出の妙高だね」

「そうだ。思い出を確かめたかった」

「細かい方針は?」

「以下にまとめた」

  • 甲板は水性ホビーカラーのブラウンで塗る
  • 艦体は水性ホビーカラーの軍艦色2で塗る
  • 本物のNo1妙高は手に入れているがかなりスカスカで出来が悪い。思い出補正で思い出は美化されていること、当時の水準からすればスカスカの旧金型妙高ですら破格に精密だったことを踏まえて、今回はNo333妙高をベースに組む
  • 甲板の高い位置はNo333妙高だとリノリウムだがNo1妙高だと軍艦色の解釈なので軍艦色を塗る
  • 艦載機の日の丸は手描きで赤丸を描く
  • 細部は手を抜く。なにしろ意味があるのは自分一人だ
  • No1妙高は前後の甲板に機銃座があって最終状態っぽいので、No333妙高は最終状態で作る

「それで出来上がったわけだね?」

「そうだ」

「思い出は満たされた?」

「いや、思い出のブラウンはもっと明るい色だったような気がする」

「えー。これだけ手間を掛けても不満かよ」

「でも、面白いことに気づいたよ」

「それはなんだい?」

「このブラウンは浮いてない。むしろ好感」

「どういうことだよ」

「最近重巡を大量に作っている。フジミの1/700妙高、ハセガワ那智、旧金型ハセガワ那智、鈴谷、旧金型鈴谷、アオシマ利根、そして今回のハセガワ妙高。この流れで、軍艦色2+レッドブラウンは正確ではないがそれほどおかしくはないはずだった。でも、この色では不満というのがあった。見栄えがイマイチなのだ」

「でもブラウンだと良かった?」

「そうだ」

「理由は?」

「レッドブラウンだと暗すぎて全体が沈みがちなのだ。これは現実の兵器としては正しい。見えにくい方が有利なのだ」

「でも模型は違うの?」

「見えないとアピールできない」

「だから、ブラウン?」

「そう。明るいブラウンが主砲の形状をくっきり浮き上がらせるので、割と見栄えが良い」

「でも、明るすぎないわけだね?」

「そうなんだよ。行きすぎではない。そこは良かった」

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思い出の妙高

「父が作った最初のウォーターラインシリーズ妙高の思い出を再現してみようというコーナー。自分一人にしか意味が無い」

「どんな思い出だよ」

「覚えていることを列挙する」

  • 父は、たまに艦船模型を作るだけの飛行機モデラーであった (それ以前の本来の立場は鉄道模型モデラー)
  • 1973年、ウォーターラインシリーズ開始。最初のラインナップはNo1妙高(ハセガワ)、No2高雄(アオシマ)、No3鈴谷(タミヤ)、No4利根(フジミ)
  • 父は、下高井戸の西友ストアで妙高を買う
  • 父は妙高を作る
  • カラーはレベルカラーを使用していた
  • 船体は日本軍艦色で塗られていた
  • 甲板はレベルカラーNo41のレッドブラウンではなく、No9のブラウンで塗られていた
  • No2高雄から甲板はレッドブラウンになった。それ以後のリノリウム甲板は全てレッドブラウンで塗ったはずである
  • 妙高も探照灯は金か銀を入れていたはずである
  • 当時のキットには艦載機の日の丸デカールは無いため、赤丸は手描きである (白地まで入れていたかは記憶が定かではない)
  • 妙高だけ甲板がブラウンだから浮いていたが、特に塗り直すこともなく。ずっと浮いていた。
  • Wランナー付属でシリーズが全てリニューアルした時点で全艦(日本艦)の作り直しを父は実行した
  • No301妙高を作り、これは甲板がレッドブラウンだったはずである
  • その時、作り直して不要になった旧作がどうなったのかは知らないがたぶん破棄されている
  • その後、父は他界したため、新金型のNo333 妙高は作っていない

「だいたい分かった。それで今回の君の目的は?」

「甲板がブラウンの妙高を作る」

「思い出の妙高だね」

「そうだ。思い出を確かめたかった」

「細かい方針は?」

「以下にまとめた」

  • 甲板は水性ホビーカラーのブラウンで塗る
  • 艦体は水性ホビーカラーの軍艦色2で塗る
  • 本物のNo1妙高は手に入れているがかなりスカスカで出来が悪い。思い出補正で思い出は美化されていること、当時の水準からすればスカスカの旧金型妙高ですら破格に精密だったことを踏まえて、今回はNo333妙高をベースに組む
  • 甲板の高い位置はNo333妙高だとリノリウムだがNo1妙高だと軍艦色の解釈なので軍艦色を塗る
  • 艦載機の日の丸は手描きで赤丸を描く
  • 細部は手を抜く。なにしろ意味があるのは自分一人だ
  • No1妙高は前後の甲板に機銃座があって最終状態っぽいので、No333妙高は最終状態で作る

「それで出来上がったわけだね?」

「そうだ」

「思い出は満たされた?」

「いや、思い出のブラウンはもっと明るい色だったような気がする」

「えー。これだけ手間を掛けても不満かよ」

「でも、面白いことに気づいたよ」

「それはなんだい?」

「このブラウンは浮いてない。むしろ好感」

「どういうことだよ」

「最近重巡を大量に作っている。フジミの1/700妙高、ハセガワ那智、旧金型ハセガワ那智、鈴谷、旧金型鈴谷、アオシマ利根、そして今回のハセガワ妙高。この流れで、軍艦色2+レッドブラウンは正確ではないがそれほどおかしくはないはずだった。でも、この色では不満というのがあった。見栄えがイマイチなのだ」

「でもブラウンだと良かった?」

「そうだ」

「理由は?」

「レッドブラウンだと暗すぎて全体が沈みがちなのだ。これは現実の兵器としては正しい。見えにくい方が有利なのだ」

「でも模型は違うの?」

「見えないとアピールできない」

「だから、ブラウン?」

「そう。明るいブラウンが主砲の形状をくっきり浮き上がらせるので、割と見栄えが良い」

「でも、明るすぎないわけだね?」

「そうなんだよ。行きすぎではない。そこは良かった」

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