2016年11月06日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記total 308 count

新仮説・玉川上水開作前に北沢村が整備した水路は原形牟礼用水説

Written By: 川俣 晶連絡先

前提 §

初めて開く「上北沢・桜上水 わたしたちの郷土」・玉川上水が北沢地区の技術で開削された説の衝撃!?より

北沢川の水量が足りないので、井の頭の水を北沢川に引いた (注、玉川上水開削前)

過去によくあった仮説 §

  • 玉川上水の井の頭上高井戸間の水路がそれである
  • 井の頭の池の水を北沢川に流した

過去によくあった仮説の問題点 §

 井の頭の池の水位よりも玉川上水の水位の方が高いので、そのままでは流すことはできない。(井の頭の池の水位は今より高かったと言うが、玉川上水と同じぐらい高いとも考えにくい)

 稜線の向こう側にある井の頭の池の水を北沢川に流すと、稜線をぶち抜く大トンネルを作らねばならず、かなり難しい

新仮説 §

  • 牟礼用水-水無川の原形水路が玉川上水開削よりも前に既に存在し、それが【井の頭地区の水】を【北沢川・烏山川】に流していた
  • 井の頭地区には湧水が多く、それらを集めて水源としていた (井の頭の池から水を引いたわけではない)
  • 個別の湧水を1つにまとめて水源とする土木工事を北沢村の技術で行ったのであろう
  • おそらく最も上流部の水源地は玉川上水の北側にあり、玉川上水建設が水路を切ることになった。そのため、分水が認められて牟礼分水が成立した
  • しかしながら、北沢村はそれとは別に北沢分水の許可をもらってもっと下流域から分水を取った

感想 §

「結局、今日井の頭公園の端まで達したことで、君の違和感を完全に解消できる解説を思い付くことができたわけだね」

「そうだ。三鷹の豊富な水源を集めて北沢川に接続する大水路を無理なく構想可能になった」

「君はそれを待っていたのだね?」

「そうだ。井の頭の池を水源とする限り、北沢川に接続する水路を無理なく構想することができなかった。しかし、あくまで井の頭地区の水を導くだけなら不可能では無いと分かった」

「でも、今回井の頭地区に水源を見つけていないのだろう? それはいいのかい?」

「水源の泉は涸れるからね。玉川上水開削前の水源が今は残っていないとしても、別におかしくないと思うよ」

「枯れて残っていないからこそ分水が必要とされたのだね」

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北沢川の水量が足りないので、井の頭の水を北沢川に引いた (注、玉川上水開削前)

過去によくあった仮説 §

  • 玉川上水の井の頭上高井戸間の水路がそれである
  • 井の頭の池の水を北沢川に流した

過去によくあった仮説の問題点 §

 井の頭の池の水位よりも玉川上水の水位の方が高いので、そのままでは流すことはできない。(井の頭の池の水位は今より高かったと言うが、玉川上水と同じぐらい高いとも考えにくい)

 稜線の向こう側にある井の頭の池の水を北沢川に流すと、稜線をぶち抜く大トンネルを作らねばならず、かなり難しい

新仮説 §

  • 牟礼用水-水無川の原形水路が玉川上水開削よりも前に既に存在し、それが【井の頭地区の水】を【北沢川・烏山川】に流していた
  • 井の頭地区には湧水が多く、それらを集めて水源としていた (井の頭の池から水を引いたわけではない)
  • 個別の湧水を1つにまとめて水源とする土木工事を北沢村の技術で行ったのであろう
  • おそらく最も上流部の水源地は玉川上水の北側にあり、玉川上水建設が水路を切ることになった。そのため、分水が認められて牟礼分水が成立した
  • しかしながら、北沢村はそれとは別に北沢分水の許可をもらってもっと下流域から分水を取った

感想 §

「結局、今日井の頭公園の端まで達したことで、君の違和感を完全に解消できる解説を思い付くことができたわけだね」

「そうだ。三鷹の豊富な水源を集めて北沢川に接続する大水路を無理なく構想可能になった」

「君はそれを待っていたのだね?」

「そうだ。井の頭の池を水源とする限り、北沢川に接続する水路を無理なく構想することができなかった。しかし、あくまで井の頭地区の水を導くだけなら不可能では無いと分かった」

「でも、今回井の頭地区に水源を見つけていないのだろう? それはいいのかい?」

「水源の泉は涸れるからね。玉川上水開削前の水源が今は残っていないとしても、別におかしくないと思うよ」

「枯れて残っていないからこそ分水が必要とされたのだね」

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