はたと気付いたのですが、飛鷹征矢が櫛を入れるのは、緊張や失敗と関連していることが多いように思われます。
しかし、失敗して髪型を気にするのは不自然です。
櫛を入れる目的は、髪型を直すことではなく、精神の平穏を保つためではないでしょうか。
つまり、心が強く動揺したとき、【櫛を入れて髪型を直す】という儀式を通して心を落ち着かせているのです。
とすれば、飛鷹はもの凄く気の小さい常識人です。
地道な練習を続けていたこともそう思うと納得が行きます。
問題は、バスが不良に止められたときに一人で出ていったことですが、むしろ気が小さいがゆえの過剰反応と考えれば分かりやすいと思います。
そして、鈴目に助けられたことで不必要に大きな精神的な負い目を背負ってしまうわけです。
飛鷹征矢、名前の割に中味は鷹というよりチキンかも?
オマケ §
「神童先輩!」
「なんだ、天馬」
「なんと、あの飛鷹征矢さんが神のタクトに興味があるそうです!」
「それは光栄だな」
「あ、髪のタクトじゃないと知って興味を失ったそうです」
「髪の毛に櫛を入れてる……」
オマケ2 §
「千と千尋のハクにちょっと雰囲気が似ている神童先輩!」
「なんだ、天馬」
「俺、神のタクトより凄い技を思い付きました」
「神のタクト・ファイアイリュージョンか?」
「いえ。海のリハクです! ハクに似てる神童先輩にピッタリでしょ?」
「天馬……。ハクとリハクは別人……」
オマケ3 §
「綱海!」
「なんだ円堂か」
「俺、ツナミブーストより凄い技を思い付いたぞ」
「おつまみブーストとか言わないでくれよ。俺達はまだ未成年なんだ」
「言わない言わない」
「じゃあ教えてくれ」
「ツナミブースカ。ブースカがサッカー場を飛ぶんだ」
「それはダメだぞ、円堂」
「どうしてだよ。ペンギンは良くてどうしてブースカはダメなんだよ」
「ダメなものはダメ!」
「じゃあ、コナミブースト」
「もっとダメ!」
スペースオマケ §
「スペースペンギンは宇宙のペンギンである」
「じゃあ皇帝ペンギンは皇帝のペンギンかよ」