2020年07月16日
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上下関係が徹底された体育会系ヤンキー文化とイナズマイレブン

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

ヤンキー文化の定義 §

 ここではヤンキー文化を以下のように定義して使います。

  • 上下関係が厳格である
  • 集団で行動する
  • 家族、仲間を大切にする
  • 精神論が多い
  • 体罰、いじめを行う

年上の綱海さん §

 円堂が最初に綱海条介に会った頃、綱海の方が年上だと知ってガチガチに緊張するシーンがあります。

 考えてみると、年齢による上下関係はけっこうあちこちにあるのかも。

 虎丸の常にへりくだった態度も、豪炎寺リスペクトではなく年齢による上下関係かもしれません。豪炎寺以外にも丁寧ですからね。

 皆勤賞に近い壁山も、「取りあえず年上の円堂さんについていけばいい」という割り切りがあるような気がします。

 中学生はまだ成長期で一学年違うと、絶大な格差が付くとは言え、これはけっこう異常な体育会系の社会と言えるのかも。

 そんな中でその社会に風穴を開けた綱海はやはり大きな男ではないかと。

 そして、綱海にガチガチになる円堂を描いてそのあたりを明確にしてしまった脅威の侵略者編も大物なのではないかと。

飛鷹の話に舞い戻る §

 そうすると、飛鷹の関連でイナズマキャラバンを足止めするヤンキー達は妙なことになります。

 厳格な上下関係を重視する文化のイナズマ一行と、厳格な上下関係を重視する文化のヤンキー御一行が対決します。

 この対決は、イナズマ一行の勝ちで終わります。なぜなら、イナズマ一行の方が【より正しいヤンキー文化】の担い手だからです。イナズマ一行は正しいヤンキー文化のヒエラルキーにより、鈴目たちの援助をあてにできるわけです。一方でヤンキー御一行は正しいヤンキー文化のヒエラルキーを体現していません。彼らのヤンキー文化とは、ご都合主義でねじ曲げたヤンキー文化でしかありません。

説明しない指導者 §

 イナズマイレブンには、【説明しない指導者】という累計が繰り返し出て来ます。瞳子、久遠、そして円堂大介、いずれも自ら説明しません。これもヤンキー文化ではないでしょうか。

 そういう意味で、ヒエラルキーから自由な響木だけは異質です。

影山総帥 §

 冬海先生は、影山総帥を頂点とする帝国のヒエラルキーに属しています。帝国のヒエラルキーも厳格な上下関係があるヤンキー的なものです。

 ですが、冬海先生はあっさりと影山に見捨てられます。

 つまり、正しいヤンキー文化ではありません。

 鬼道達による影山への叛逆とは、正しくないヤンキー文化への異議申し立てと見ることもできます。

まとめ §

 結局、精神論、いじめに近い特訓なども含めて、イナズマイレブンはヤンキー文化に近い内容があると思います。

 しかし、それは普段ならマイルドに、オブラートに包んであります。

 第2話であれば、いくら帝国が悪逆非道に暴れてもスーパーヤンキーの豪炎寺修也が助けてくれます。

 ところが、脅威の侵略者編、アジア予選編に限っては、オブラートを取り去って割と赤裸々に清濁まとめてぶつけてくるような構成になっていて面白いと思います。イナズマの闇が見えます。

更に分析するなら §

 ヤンキー文化の精神論は一般的には成立しません。

 精神で物事は解決しないからです。

 しかし、それでは物語が成立しません。

 それでも物語を成立させるとすれば、サッカー場にペンギンが飛び、キーパーの前に巨大な手が出現する超次元サッカーにならざるを得ません。

 逆にいえば、超次元サッカーの超次元的な部分は、かくあって欲しいという精神論の具現化表現そのものです。

 精神は描けないがゆえに、大きな手として描かれます。

 そうすると、イナダンで【ラストデスゾーン】を撃つために三人のサッカー選手が宇宙まで飛び上がりますが、あの宇宙は具現化された精神論の宇宙であって、ダックシャトルよりも高い高度までサッカー戦士が飛んでいったという表現ではないことになります。

 では、イナズマTMキャランバン、クラーク・ワンダバットは実在なのか、具現化された精神論なのか。そのあたりの判断は微妙ですね。

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