2020年07月21日
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イナズマイレブン・フットボールフロンティア編第9話感想

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

  • 9 目金、立つ!

 ゆるゆると昔のエピソードを見る試み。次は第9話。秋葉名戸(しゅうようめいと)学園に行きました。

意外と深いエピソード §

 メイド、オタク、秋葉原という全盛期のオタク文化を描いたイロモノのエピソードかと思いきや、実は深く読み込んでいくと面白いエピソードだと気付きました。

中学生メイド喫茶? §

 雷門イレブンが偵察に行くメイド喫茶は、どう見ても秋葉名戸の女子生徒にしか思えません。ということは中学生? あれは中学生メイド喫茶? それはかなりやばいですよ。

 円堂が異常なまでに緊張したのは同年代の女の子だったから?

 しかし、メイド喫茶の片隅でひたすらスイカを食っている秋葉名戸の監督もやばい。

オタク描写としての不自然さ §

 このエピソードあるいは秋葉名戸のオタク描写は不自然で、ああいう「なんでもあり」なオタク世界はちょっと考えにくい感じがします。普通は、もっと近い系統のオタクが集まります。しかしながら【当時の秋葉原の縮小されたカリカチュア】とすれば妥当なところでしょう。相互に関連が薄い専門店が集まった街だったのは事実です。

 彼らがサッカーをやっていることも不自然と感じますが、ここは【サッカーをやる相手としてジャングルと同じように秋葉原も選ばれた】という感じなのでしょうね。そこから逆算してサッカーをやるオタクが描かれた感じで。まあそこを突っ込むとそもそも目金が成立しない。

 しかし、全て理解するオールラウンダーとしての目金は逆にどこに行っても薄いオタクとも言えます。つまり、【スイッチバックが分かって凄い】ではなく、【スイッチバックぐらいしか分からない】薄いオタクということです。

 それは秋葉名戸のメンバーが薄いということであり、秋葉名戸が現実の秋葉原の縮小されたカリカチュアだとすると、秋葉原のオタク文化そのものが薄いということも意味します。

 まあそれはその通りなのでしょう。

 だから、オタク道としての薄さを目金に指摘されてしまい、秋葉名戸は負けてしまいます。

 では、なぜ目金は秋葉名戸よりもマシであったのか。

 それは一人だったからだと思います。

 秋葉名戸は徒党を組めるという弱点があるのです。どうしても突っ込みが甘くなります。

 そして、目金は雷門サッカー部に入っていて、サッカーオタクとしてだけはディープな本物になっていました。

アメリカ遠征 §

 フットボールフロンティアに優勝するとアメリカ遠征できるという設定はどこに消えたのでしょうねえ。

なぜ雷門夏未だけメイド服に乗れないのか §

 雷門のマネージャー達はメイド服を着せられます。

 しかし、音無と秋はノリノリなのに、雷門夏未だけは死んだような目になります。

 なぜでしょう。

 これ、よく考えると【雷門夏未だけ頭が堅くて乗りについて行けなかった】というような単純な話ではないと気付きました。

 おそらく、音無と秋にとってメイド服は【流行りの可愛い服】です。着られたらちょっと嬉しい服だったのでしょう。

 しかし、雷門夏未の場合は執事がいたことを考えると、家には使用人としてのメイドがいたと思って良いでしょう。つまりメイド服は使用人の服です。明らかにお嬢様が着るものではありません。

 ところが、秋葉名戸の情報収集において、【メイド喫茶】なるものが流行っていて、自分からメイド服を着る女性が存在するという知識はあったはずです。

 完全に矛盾しています。

 この矛盾は、傍観者である限り致命的ではありません。

 しかし、雷門夏未がメイド服を着ることを要求された時点でこれは致命的に雷門夏未をダブルバインド状態に陥れます。

 つまり、雷門夏未は制服姿で音無と秋と一緒に【青春おでん】を踊ることはできても、メイド服は着られないわけです。

執事は…… §

 雷門夏未の執事は時々でてきますが、いちばん印象的なのは第14話【伝説のイレブン!】で、伝説のイナズマイレブンのユニフォームに早変わりするところですね。

レレレのレ §

 秋葉名戸が「五里霧中」を使う時の足さばきはレレレのレのおじさんっぽい。

 もしかしたら、おそ松さんから始まる赤塚ブームのおかげでレレレのおじさんが理解できる確率は上がったのだろうか?

まとめ §

 このエピソードは【オタクのお約束がまだ生きていた時代】の過去の断片と言えるかも知れませんね。

 問題は、秋葉名戸の女子学生達がメイド服を着てメイド喫茶で働いていたこと。

 彼女らは何のためにメイド服を着ていたのか。

 いったい、何を報酬として受け取っていたのか。

 ストレートに考えると、儲かっていたから着ていた……と考えられますが……。

 メイド喫茶に入りびたっていた秋葉名戸の男子生徒達がカモられていただけかもしれません。

 とすれば、対戦相手校のマネージャー達にまでメイド服を着せるのはメイド喫茶の宣伝のためかもしれません。

 もしかしたら、イナイレ世界で最高に恐ろしい女達かもしれません。

オマケ・新エンディング §

「秋。青春おでんに代わる新エンディングのアイデアを思い付いたぞ」

「円堂君。どんなアイデア?」

「青春紫電だ」

「紫電ってなあに?」

「太平洋戦争中の日本軍の戦闘機さ」

「そんなものがどうして雷門サッカー部と関係あるの?」

「もし、雷門中が調布基地あたりをモデルにした旧日本軍の航空基地の跡地に作られたという仮説が事実で、イナビカリ修練場の入口は掩体壕だったとしてみろよ。そのへんに当時の戦闘機が埋まっている可能性があるんだぜ」

「円堂君……」

「悲しそうな顔をしてどうたんだよ秋」

「調布基地は陸軍の航空基地で紫電は海軍の戦闘機なの。調布基地にあったのは飛燕よ。紫電じゃないわ」

「え……」

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