映画【プリティ電王とうじょう】冒頭の川のロケ地が気になりました。



理由は、自分が知っている柴崎方面の野川と雰囲気が似ているが一致しないことです。
野川の上流下流または類似の別の川で撮影されているとしたらどこで撮影されたのか知りたいと思いました。
以下の特徴があり、当初はすぐ分かると思っていました。
- 背後に見える電車は複々線である
- 橋にはテラスの張り出しが存在する
- 橋の上には特徴的なリングが存在する
- 戦闘員が追いかけていった先の道にはピコリーノ(柵の上に付いている作り物の鳥)が存在する
- 辛うじて墓地募集中(?)の文字が読み取れる
しかし、難物でした。
理由は、【背景に高い建物がなく、都心ではない】という推定と、【複々線は都心に多い】という特徴が両立しにくいことでした。
当初は野川に近い都下の河川を調べましたが、すぐに、それでは見つからないと気づいて、東京に隣接する各県の複々線部分と交差する川を調べるという方針に転換。
しかし、これまためんどくさい。常磐線などは路線によってはどこまで行っても複々線です。どこまでチェックすれば十分とも決まりません。かといって川を辿っても良く分かりません。川の表情はいろいろ変わるので、【ここから先はチェック不要】という判断が難しいからです。
結論は、Twitterのtotoさんより教えて頂きました。練馬にある東映の撮影所を起点に考えればもっと楽に探せたいう教訓です。(今度から東映作品のロケ地は、練馬起点で考えるようにしよう)
場所は朝霞市。
この川は黒目川。
この橋は浜崎黒目橋。
向かいに見える建物は朝霞市斎場。
墓地を募集しているのはおそらく広称寺。
背後に見える鉄道は東武東上線。東上線は志木まで複々線なので、朝霞はぎりぎり複々線区間に含まれます。
桜のシーンは黒目川桜堤? §
回想シーンで桜のシーンがありますが、そのシーンのロケ地は上記の橋から少し上流側(南側)に行ったところにある黒目川桜堤ではないかと推定します。