Written By: 遠野秋彦
第6勢力宇宙軍重巡洋艦『高尾シックス』25 決戦! ジュエルボックス星団
「ついに、第6勢力編もクライマックスである」
「ジュエルボックス星団にダイロクの全ての敵が集結しているのだね?」
「厳密に言うと、レッドサンの艦隊だけは前巻で退場してしまっているから出てこないのだけどね」
「ぎゃふん」
「しかし、宇宙の大ダコ、ギャラクラーケンだけはあらゆる宇宙艦を沈める怪物なので、誰も逃れられない。話のポイントはいかにギャラクラーケンを遠ざけるかなのだが、遠ざけたって他の勢力の艦隊の方が圧倒的に強い。さあどうする。宇宙重巡洋艦高尾に最大の試練が訪れるのだ」
「どっちが勝つんだ?」
「それは読んでのお楽しみだ」
「ってか、どうせ主人公側が勝つんだろ?」
「ははは。要するに、この圧倒的劣勢でダイロク艦隊と高尾と大和杏子艦長はどう勝つのかが見どころだよ」
「謎解き要素は?」
「宝石箱の謎は一歩前進するが、この巻の最大の謎は八十八ミリ光年砲第4砲台は実在するか?だ」
「そんなものが存在するの?」
「それこそ、読んでのお楽しみだ」
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