謎のアニメ感想家、トーノZEROです。
今日のクレしんの感想。
最初の2つの話は、シナリオ教室に通うみさえさんの話。シナリオライターの先生が忙しく、作家先生が出てくるのが笑えます。シナリオと小説は違うのに、それを乗り越えて出てくるところが、なかなか皮肉で面白いですね。
それにしても、これらの話、シナリオを書く話をシナリオライターの人が書いているわけで、そのメタ物語的構造も面白いですね。
最後の話は、幼稚園で流行るおトイレマンの話。幼稚園で、トイレに行くのが恥ずかしい幼稚園児達。入ると、おトイレマンと呼ばれ、揶揄されてしまうわけですね。しかし、おトイレマンと呼ばれることを喜ぶしんちゃんの出現によって、おトイレマンがみんなのヒーローになってしまいます。しかも、おトイレマン呼ばわりすることで、おトイレに入った子供を虐めた連中すらも、おトイレマンになりたがるという状況に。これも皮肉で面白いですね。
今回の一言 §
たとえあのような内容でも、シナリオ最後まで書き上げたみさえさんは立派と言えるでしょう。素人は、最後まで書き通すことすら巨大な壁となるのです。たぶん。
もっとも書き上げるだけでは、プロへの道は遙かに遠いですけど。