謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のクレしんの感想。
サブタイトル §
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』
あらすじ §
ある朝、野原一家の朝食はあまりにしょぼいものでした。しかし、それは奮発した夜の焼き肉のため。焼き肉に期待する野原一家。
ところが、そこに変な男がかくまってくれと駆け込んできます。
その男を追って、別の男も。
妙な事件に巻き込まれて逃げだす野原一家。しかし、悪の組織は電波ジャックして、野原一家を指名手配に見せかけてしまいます。
隣人知人、そして悪の組織から逃げる野原一家。
悪の組織は、野原一家が何か重要なものを持っていると言います。しかし、それが何か分かりません。
それを確認するために、野原一家は悪の組織の本拠がある熱海を目指します。途中で一家はバラバラになりますが、大冒険の末、熱海で合流できます。
そして悪の組織の手先達との戦いに勝った野原一家は、ボスの待つ本拠に乗り込みます。
そこで、野原一家の朝の会話の音声が、催眠増幅装置のパスワードにされたという話を聞かされます。パスワードを言えば解放してくれるというボスの言葉を信じて、朝の会話を再現しようとする野原一家。何回も繰り返してそれが実現できましたが、ボスは解放してくれません。装置の起動に野原一家の会話の声が必要である以上、それは手放せないのです。
しかし、野原一家は装置を奪い取って、逆転勝利します。
そこから逃げるボス。それを追う野原一家。
追いつめられたボスは、告白しました。熱海が好きなのに熱海がオレを見捨てた、と。だから、自分が熱海になろうとして、機械を作ったのだと。
しんのすけは、この機械を使って関係者に影響を与え、全てはなかったことにさせます。
そして、帰宅した野原一家は焼き肉を食べます。オチはありません。素直に焼き肉を食べられます。
感想 §
アニメ史上、こんなに焼き肉を美味そうに描いた映画があっただろうか。特に空想シーンの焼き肉の美味そうなこと。
海に落ちて海面に上がったみさえが、手を拭く描写が見事。
ミニスカで自転車に乗る素敵なお姉さんも素晴らしいですね。
ビール試飲のおねいさんも、あまりにベタベタな巨乳と、際どいコスチュームが殿方の股間を直撃ですね。
最後の戦いの後、叩かれて惚れてしまう美女もなかなか。さりげない見せ場です。そして、相手の男の方も、さりげなく家族の写真を見せるダンディズムが格好良いですね。
この男、遊園地で任務中にピンボールを始めるところも格好良いですね。
セグウェイを使うとことも面白いですね。
裏切りの後味が悪い子供達、という描写もなかなかグッと来るところがありますね。
最後に野原一家が熱海から春日部に帰宅する経路も、路線ごときちんと描いているところが、徐々に我が家に戻りつつあるのだな、という雰囲気を良く描いていますね。
今回の一言 §
これ以前の映画があまりにも出来が良すぎた反動か、ストレートにドタバタで楽しませようという雰囲気でまとまっていますね。その点で、前の映画2本と比較して、感動の深さが足りないような感じもありますが、それは贅沢な注文というものでしょうね。