謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の爆裂天使の感想。
サブタイトル §
第12話 通天閣は涙に濡れて
あらすじ §
阪神警察に捕まったジョーは、セイによって保釈されます。
阪神警察の偉い人が東京に呼ばれて拘束されます。
これは、東京の警察であるラプトが、阪神警察を潰して大阪を手に入れようと言う陰謀でした。
セイはエイミーやメグを東京から呼び寄せます。
ジョーとセイは、怪しいトラックを追跡しますが、それは罠でした。ジョーは、狙撃手を空き缶で仕留めます。しかし、巨大ロボットが出現し、通天閣の方に飛んでいきます。
阪神警察は巨大ロボットに戦いを挑みますが、敗北します。
あわや、というところでジョーの乗るジャンゴが到着。
しかし、ジャンゴもピンチになります。
阪神警察の裏切り者によって、メグは人質になってしまいます。
感想 §
圧倒的に大きさが違うジャンゴと敵ロボット。主役ロボットであるはずのジャンゴが、あっさりあしらわれる無力感のあるシーンがたまりませんね。
ビル街の中を飛んでいく銃弾のシーンも気持ち良いですね。
通天閣から見下ろしながらロボットの戦いを応援している人達、というシーンも面白いですね。なかなか、こういうレイアウトのシーンは、従来のアニメでは見られなかったと思います。
ビル街を、きちんとスケール感とサイズを意識した映像で歩いていくロボットもなかなか良いですね。
大阪の人達の描写は素晴らしいですが、特に忘れてはならないのはお好み焼きを食べているセイの巨乳を横で見ているおっさん二人組!
今回の一言 §
そして、株式会社阪神警察という、警察が私企業であるというクラクラするような刺激。しかも、ヤクザ系の組織ですよ。
実に面白いですね。
ヤクザが街の秩序を守るというのは、実はそれほど突飛な話ではなく、国家警察が商業的なものまで含めてきちんと守るような建前が生まれる前は、それがよくある状況だったようです。江戸時代あたりまでさかのぼれば、国家が守るのは農業であって、商業は国家から見て好ましくない存在だったようです。それゆえに、商業は秩序を維持するためにヤクザのような存在を必要としたようです。