謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のケロロ軍曹の感想。
サブタイトル §
第22話
「タママ 今日からボクが隊長ですぅ であります」
あらすじ §
隊長はタママに、という命令文が届きます。
タママは、はりきって独裁的な隊長になります。
しかし、誰もがタママに異論を差し挟むために全員を地下牢に送り込みます。
地下牢はシェルターを兼ねていて、そこでみんなは快適に楽しくゲームで遊びます。
タママは一人が寂しくなり、隊長を投げ出します。
実は命令文はあぶり出しになっていることが明らかになり、「隊長はケロロに任せたままに」と書かれていたことが分かります。更に、隊長に課せられた宿題もはやく提出するように、という文章もあり、まだやっていなかったケロロはタママに隊長を押しつけようとします。
感想 §
ケロロのガンプラがタママ隊長の命令で全滅。「たった1機のボールのために!」という叫びがガンダムっぽいです。しかし、「我が小隊に下品な男は不要だ」といって落とすのは宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統。しつこくガンダムネタを見せつけて印象づけておきながら、肝心なところでヤマトに持っていくあたり偽装の上手さは素晴らしいですね。
しかし、落とされてもタダでは起きないクルル曹長。ヤマトネタで来たタママに対して、「オレも落っことされたんだよ」とカリオストロの城ネタで切り返し。さすがクルル、ヤマトとカリ城では、カリ城の勝利でしょう。
さて、タママの考えた「ペコポン、コーラフロート作戦」。作戦の駄目さ加減は、ケロロの考えた作戦以上かも。しかし、夏美が浴びようとしたシャワーはコーラ、と言うのがちょっとドキドキする妄想をかき立てますね。コーラに濡れた夏美に、更に冷蔵庫の中のケーキを載せて、さあ召し上がれと男の達の前に出せば、きっと楽しいことが起こるに違いありません。きっと甘い体験になるでしょう。しかし、そんな展開を思いもつかないあたりが、タママの甘いところですね。そこが、彼が隊長になれない決定的な甘さと言えるでしょう。(本当か?)
それはさておき、今回のサブタイトルは「タママ 今日からボクが隊長ですぅ であります」となっていて、タママの語尾にケロロの語尾が続く、妙なスタイルで面白いですね。
今回の一言 §
マジメな話、隊長という役職に必要とされるいくつかの最低限の資質があることは事実でしょう。少なくとも、ケロロはそれを持っていたと言うことが、ここでは間接的に強調されていますね。普段は、ケロロの隊長らしからぬ悪い面ばかりが強調されているので、いかにも駄目な隊長という感じを受けますが、駄目な隊長も隊長のうち。隊長としての資質を持たない者よりは、はるかに立派な隊長と言うことになります。人の上に立つというのは、それだけ難しいことですね。