2005年02月12日
トーノZEROアニメ感想トランスフォーマー ギャラクシーフォースtotal 2332 count

親善のためと言われると子供のあまりに幼い夢を叶えるために一肌脱いでしまうサイバトロン!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第6話「驚異の惑星スピーディア」

あらすじ §

 バドは宇宙に行きたいとごね、親善のためという名目を付けてバックパックに連れて行ってもらいます。

 しかし、デストロンとの戦闘の余波で宇宙空間で飛ばされてしまい、生命の危機に瀕します。

 サイバトロンは苦労して戦い、彼らを助けます。

 一方、惑星スピーディアでは、プラネットフォースの情報を得るために、マスターメガトロンがニトロコンボイとレース勝負を行います。レースはニトロコンボイが僅差で勝ちますが、心を開いた彼はプラネットフォースについて調べ始めます。

 同じく惑星スピーディア上のエクシリオンは、現地人と接触してはいけないというギャラクシーコンボイの命をやぶり、ゴロツキに絡まれている爺さんの助けに入ってしまいます。

感想 §

 風邪引いて寝込んでいて厳しいので、見るだけのつもりでした。

 しかし、これは感想を書かずには居られませんね。

 しかも、そんな箇所が2つも!

 1つは、宇宙に行きたいという子供っぽい願望が、ホップの「親善のため」という理由付けによって、大人であるバックパックを動かしてしまうこと。間違っていますが、説得力のある展開です。真面目に、自分の職務と相手のことを考えて行動するバックパックは、とても良い奴だと思います。

 それだけでも感想を書くに値すると思ったのですが。

 それに加えて凄いのは、ニトロコンボイとマスターメガトロンの二人です。これはもう、全く予想外の凄い展開でした。情報を賭けてレースを行う二人。負けそうになるマスターメガトロンはフォースチップイグニションして加速体制に入ります。卑怯技で一気に勝ってニトロコンボイから無理矢理情報を搾り取るのかと思いきや。レースには僅差で負けてしまいます。そして、負けた後、そのあと黙って立ち去ろうとするマスターメガトロンの格好良さ! 悪の帝王、破壊大帝にあるまじき渋い格好良さ!

 そして、それを呼び止めて、実は自分は知らないことを告白すニトロコンボイの善良さ!

 過去のトランスフォーマーシリーズにおける典型的なメガトロン(ガルバトロン)の性格付けに真っ向から反する展開なのも良いですね。

今回の一言 §

 過去の典型的性格付けに反する展開と言えば。

 スタースクリームが、サイバトロンの罠を見破る頭脳プレーを見せるのも、過去のトランスフォーマーシリーズにおける典型的なスタースクリームの性格付けに反していると言えるかもしれませんね。

 でも、これは好きですよ。

 こういう型にはまらないより深い人物描写があってこそ、作品に深い愛着を持てるというものです。

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