謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のギャラクシーフォースの感想。
サブタイトル §
第9話「人間の街を救え!」
あらすじ §
ホップ、バンパー、ブリットは、コビーとローリの家に遊びに行きますが、両親が帰ってきて慌てて隠れたり、大あわてになります。
岩盤に不安のある鉱山が崩れそうになり地震が起きます。
サイバトロンは出動し、正体を隠したまま災害救助に助力します。
山が崩れると下の地下水が押し出され、街が水没する危険が発生します。
コビーのアイデアで、サイバトロンは地下水をくみ出し、それを酸素と水素に分解してしまいます。
感想 §
敵が出現せず、ひたすらサイバトロンが人間を助ける話ですね。
実に面白いです。
戦闘が見せ場であり、それを用意するのがスポンサーへの義理、お約束だと思えばできないことですね。
特に良いのは、ひたすら人間達と接近し、微妙にすれ違うトランスフォーマー達です。
うかつにも保安官にスピード違反で追われてみたり。
救助中は、かなり人間達との会話が発生しています。
特に、混乱の中、保安官の背後から話しかけるトランスフォーマー達に、それが誰か確認せずに応える保安官のシーンが良いですね。
彼らが立ち去った後、ふと気付いて振り返ってもそれが誰か分かりません。
これは、たとえば出撃!マシンロボレスキュー 「マシンロボ出場不能!」で、水道橋博士に対して、犬のボンが自分が喋れることを隠しつつ誰かスタッフが喋っているように演技をしながらアドバイスを与えるシーンにも似ています。敵がいないエピソードであることも合わせて、トランスフォーマーが圧倒的な存在感を示したマシンロボレスキューに立ち向かう姿勢を見せている……のかもしれません。少なくとも、デザスターとの戦闘がかなりの割合で発生するマシンロボレスキューと比較して、あえて戦闘を発生させないエピソードを作ったことは、かなりの冒険であるような気がします。
更に感想 §
トレーニングとして殴り合うガードシェルとコンボイ。なかなか素晴らしい描写ですね。
トランスフォーマー達が写っているぼやけた望遠写真を見る軍人。こういう地道な描写は凄く説得力があって良いですね。
ニトロコンボイの持つトロフィーの宝石がプラネットフォースという設定が、いきなり問答無用に説明されてしまう展開はちょっと泣けます。
マッチ売りの少女で泣くブリット、というのも面白いですね。
今回の名台詞 §
ホップ「大丈夫です」
この何気ない台詞の言い方が素晴らしい!
コンボイ「それはスリッパだな」
次回予告で漫才をやる余裕があるとは!!