謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のTIDE-LINE BLUEの感想。
サブタイトル §
第11話「メタセコイア海戦」
第12話「ブルー」
あらすじ 第11話「メタセコイア海戦」 §
魏の国の潜水艦は、グールドの計略であっさり沈められます。
キールとティーンは、父が作った地図を公開すると争いが起きるという説に反する、地図を公開して争いを止めるというアイデアを得ます。
ティーンはグールドにその説を説明し、地図を手に入れて公開するために艦を下りる許可を得ます。
ティーン、キール、イスラはてしおに移乗します。
彼らをてしおに送ったジョゼは、あえて命令に反してユリシーズに戻ります。
あらすじ 第12話「ブルー」 §
ティーンの説得にもかかわらず、グールドは世界に向け、SLBMを発射します。
それは世界を核攻撃される恐怖に陥れます。
しかし、落下したSLBMは全て不発でした。
アオイは、地図をティーンとキールに託します。
SLBM発射のドサクサで、ユリシーズは逃げ切ります。
感想 §
あっけに取られたのは、あまりにもあっさり沈められる魏の国の潜水艦。
小型潜水艇で待ち伏せして攻撃するというのは、なんというか、ずっと昔サブマリン707あたりで読んだことがあるような気が。
確か、潜行のドサクサに紛れて小型潜水艇(ミニサブ)を発進させ、本体を囮にしてそれで攻撃させるとか。あやふやな記憶に寄れば、サブマリン707の本編ではなく、終わった人気コミックの続きを読ませる特殊な雑誌(?)に掲載されていたような気がします。確か、同じ本に、宇宙戦艦ヤマトのジュラのエピソード(松本零士による)も載っていたような。まあ全てはあやふやな記憶の産物なので、けして信じないように。
いやまあ、それは小澤さとる的な感想であって別の角度からは別の感想があります。
更に感想 §
テレコム作品的な感想としては、やはりしばしば見られる実に素晴らしい絵。特に表情の動きに素晴らしいものがありますね。
たとえば、ユリシーズから困難な目的を達成するためにてしおに向かったキール達が、目の前にてしおを見上げるシーン。強い意志を持っててしおを見上げるキールとティーンに対して、巨大なてしおが圧迫するように見える構図。実に上手い、良い絵ですね。ドキドキします。
表情の描き方で言えば、たとえばイスラとアオイの会話でのイスラの表情は、実に面白いです。良いことを言おうとしているのに、アオイが怒って大あわてであるとか。
更に更に感想 §
地図があれば戦争が起こるという主張。
地図が無くても戦争をしているじゃないか、という素朴な一言で崩壊してしまうのが面白いですね。
こんなに短い期間で、どうやって話を収束されるのかと思いきや。
こんなに簡単に世界の常識がひっくり返ってしまうわけですね。
とはいえ。
話は完全に終わったとは言えません。
最終回となる第13話はDVDで買えということでしょうか。
遊ぶ金が余ってしょうがない、という状況なら買っても良いですが、ちょっと難しいかな……。
今回の名台詞 §
ティーン「いい名前だ」
マユゲって、そんなに良い名前ですか! (笑。
うんうん、私もそう思いますよ。