親孝行、したいときに親は無し……などと言いますが。
ならば、生きているうちに少しでも親孝行しておこうか。
というわけで、父がつくばエクスプレスに乗りたいと言っていたので、一緒に乗ってきました。
秋葉原の驚き §
都営新宿線岩本町で下車。
歩いて「つくばエクスプレス」の駅に向かいますが、どこにあるかさっぱり分かりません。秋葉原の様変わりにびっくりです。
ちなみに、ヨドバシの前あたりから、通過する新幹線がよく見えたのは嬉しい驚きでした。
そして、ヨドバシの向かいに駅を発見。
パスネット購入 §
つくばエクスプレスはパスネットに対応しています。
自動販売機でパスネットも販売していたので、1枚買ってみました。ちなみに、これは実際に使います。未使用のままコレクションするような甲斐性はありませんので……(汗。
つくばエクスプレス専用の絵柄のパスネットだったので、記念になりそう。
区間快速つくば行き §
秋葉原より、区間快速つくば行きに乗車。
交直両用のTX-2000系です。
ロングシート車と、セミクロスシート車があります。
父の希望で、クロスシートに座りました。
ちなみに、クロスシートが混んでいても、ロングシートはガラガラという光景も目にしました。
トンネル多いよ §
トンネル、地下駅が多いのが面白さを損なっていますね。
高い壁で車窓が遮られる箇所もあります。
速いぞ、130km運転!? §
スピード感はあります。
トンネルに入ると、「耳つん」するし。
車内の幅も広いし。
気分はプチ新幹線?
(これが蘇った成田新幹線の亡霊でなければ良いですが……)
終点「つくば」 §
終点「つくば」も地下駅。
地上に上がると、やけに寂しい駅前を見ることになりました。
お洒落なショッピング街のいくつかのビルの他は、バスターミナル、呆れるほど多い駐車場、そして、その周囲はマンションばかり。
うっかりしていましたが、終点「つくば」は他の鉄道と連絡していません。
つくばエクスプレスだけの終着駅なら、これぐらいが良いところでしょうか。
しかし、注目度はあるようで、多くの人が集まっています。
昼飯のピンチ §
多くの人が集まっています……、というわけで、食事ができる少数の店は、どこも行列。
その上、とんかつの新宿「さぼてん」や、ラケルのような、わざわざ筑波まで来て入りたい店ではない店も多いので悩みもひとしお。
結局、異常なまでに空いていた焼き肉屋に入りました。父が、冷麺を食べたいと言ったので。肉を焼いたら凄い出費になったかもしれませんが、ランチメニューの麺類を食べていれば、さほど金は掛かりませんでした。切った太巻き(?)やデザートの棒付きアイスも付いて、割とサービスは良かった印象が残ります。
ちなみに、Q't〔キュート〕 -つくばクレオスクエア-にある恵比寿 炭火焼肉 トラジという店でした。って、調べて気付きましたが、恵比寿の店か! つくばまで行って、入ったのは恵比寿の店だったのか!
客層 §
つくばエクスプレスの客層は、垢抜けていると感じました。常磐線などと比較してのことになりますが。もちろん、単なる印象で、根拠のある話ではありません。
もしかしたら、行き先が学園都市のある筑波で、しかもそこから他の鉄道に接続しないという特徴が影響しているのかもしれません。
快速乗車 §
帰りは快速に乗車。途中の駅は全て飛ばして速い速い。
デッドセクション §
行きのとき、直流から交流に切り替わるデッドセクションは、それと気付かないまま通過しました。
しかし、帰りは父に教えられて確認できました。
デッドセクションでも車内の照明は消えません。しかし、ドアの上の停車駅を示すランプ(路線図の駅目の上に点灯する)が、デッドセクションでは消灯するという状況を目撃しました。
関東鉄道常総線 §
父の希望で、守屋でつくばエクスプレスを下車。
そこから、関東鉄道常総線に乗車。
自動改札を見て、「もしや!」と期待しましたがパスネットは使えず、久しぶりに切符を買いました。
乗車したのは、キハ2304。架線のない私鉄というのは、なかなか乗る機会がなく、架線がない架線がないと思いながら取手まで乗車。(いや正確に言えば、架線の代わりに第3条軌から集電する地下鉄にはしばしば乗っている気がしますが……)
常磐線E231系乗車 §
取手から常磐線E231系の快速に乗車。これに乗ることで、私が好きなE231系は総武線のE231系であることが良く分かりました。
北千住で東京メトロ千代田線に乗り換え。
北千住のJRから千代田線への乗り換え §
むかし、北千住のJRから千代田線への乗り換え改札では、凄く腹の立つ不備に遭遇したような気がします。(Suikaからパスネットへの乗り継ぎがうまくできなくて)
それは少し改善されているようです。
現在は、両社共用の改札をSuicaで出て清算してから、あらためてパスネットで入ると綺麗に乗り継ぎができるようです。(その方法で通過した)
とはいえ、とんちを要求するような嫌なシステムですね。
そして帰宅 §
千代田線の新御茶ノ水で降りて、都営新宿線に小川町から乗って帰りました。
最後の方は、疲れ果てて、かなり寝ていました。
しかし終わってみれば、まあ面白い体験だったかな。