2006年01月06日
トーノZEROアニメ感想舞-乙HiMEtotal 2799 count

まるで結婚式! オトメになるとは夫婦生活が存在しない結婚のようなものなのか!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の舞-乙HiMEの感想。

サブタイトル §

第13話「茜色の空に…」

あらすじ §

 アリカは、自分の中の恋愛感情を理解できずに、もやもやとします。

 カズヤと好き合っているアカネに、マイスターオトメとして欲しいという声が掛かります。

 アカネは、カズヤよりも、マイスターオトメになる道を選びます。

 しかし、まるで結婚式のような叙任式にカズヤは「ちょっと待った」と乱入します。

 カズヤとアカネは手に手を取り合って駆け落ちします。

 国境地帯でオトメにより戦闘が発生したことが伝えられ、ガルデローベの偉い人たちは震撼します。

感想 §

 今回は、アカネの話でありながら、実はアリカの話であるという二重構造ですね。

 表面的な話の本筋は、恋と夢のどちらを生きるか選択を迫られるアカネのドラマとなっていますが、ここで起こる出来事やアリカが見聞きする出来事は、実はアリカの未来を暗示するものです。アリカも、ウォンに対する気持ちを取るか、それともオトメになるという夢を取るか、選択を迫られるときが来るでしょう。

 それはさておき、オトメになるという儀式は、まるで結婚式。

 そこに乱入する男と駆け落ち。

 この展開はもう笑ってしまうようなベタベタの展開でありながら、つい感動で泣けてくるのが良いところです。

 いや本当に、カズくんが「ちょっと待った!」と乱入したときには「そこまでベタベタな展開をやるのか!」と目が点になりました。

 でも、スカッとする結末に結びついたので何ら問題ありません。というよりも、これはこの作品固有のガルデローベ、あるいはオトメという抑圧からの解放を意味するドラマですね。スカッとして当然です。

今回の一言 §

 国家の軍事力とされるオトメ。

 そのオトメ同士の戦闘が発生したということは、軍事衝突です。

 その重々しさを強く意識させるシーンで終わったことは、このスカッとしたドラマの締めくくりには重要ですね。

 これが彼らの生きている世界の暗黒面です。

今回のもう一言 §

 全く関係ありませんが。

 サブタイトルは、思わずグロイザーXの主題歌を思い出してしまいました。

 茜島の海~ 真っ赤に染めて~♪

 グロイザーXは、数えるほどしか見ていませんが、わりと好きだった記憶があります。

 少なくとも、Xボンバーよりは好きかな。

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