2006年08月15日
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はまりすぎだ! 「メロスのように -LONELY WAY-」をバックに百式モドキが飛び交うドラえもんMAD!?

Written By: トーノZERO連絡先

 1980年代の人気リアルロボットアニメの1つである蒼き流星SPTレイズナーの主題歌、「メロスのように -LONELY WAY-」をバックに、劇場版ドラえもんのび太と鉄人兵団の編集映像が流れます。

 と書くとミスマッチの可笑しさを狙ったMAD映像のように思えるかもしれませんが、そうではありません。その理由を説明する前に、まずはこれをご覧下さい。

Doraemon Mad, meros no youni  §

(画像公開ポリシー)

見所 §

 のび太と鉄人兵団の主役ロボットのザンダクロスは、藤子・F・不二雄が、(公開当時という意味で)今風のロボットを望んだために、実は永野護デザインの百式 (ガンダムシリーズ)に非常によく似ています。百式とは、ガンダムらしくない名前ですが、機動戦士Zガンダム、機動戦士ガンダムZZに登場し、Zガンダムでは準主役のクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)の乗る機体であり、ガンダムZZではガンダムの名を冠していないにも関わらずガンダムチームの1機に数えられているほど目立った機体です。(目立つという意味では金色のモビルスーツという意味でも目立っています)。

 それとよく似たロボットを、ドラえもんの映画の中で登場させた意欲作が、のび太と鉄人兵団です。

 それゆえに、ストーリーもハードです。WikiPediaにはドラえもん作品では唯一、「地球を自分たちだけの手で救った」作品と書かれていますが、実は長編ドラえもんではタイムパトロールに助けられた……といった結末の作品が珍しくなく、ザンダクロスという巨大ロボットを使ったとはいえ、のび太達が自力で最後まで戦い抜いた作品は少数派と言えるのだと思います。(厳密な数は、全てのドラえもん映画をきちんと見ていないので、何とも言えないのですが……)。

 だからこそ、敵側の一人が仲間を裏切り、地球は狙われていると伝えるところから始まるレイズナーと、敵のスパイとしてやって来たものの最後は心を開く女性型アンドロイドのリルルが登場するのび太と鉄人兵団は親和性が高く、良く馴染むと言うことかもしれません。

 ちなみに、主題歌の途中で名シーンを挿入する部分に入っているのび太とリルルの会話は、まったく違和感のない絶品です。

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