これまで、様々な機種だけでキャンペーンクリアを目指すチャレンジを行っていて、たいていの機種ではそれ1機種だけでクリア可能という結果を残しています。
その唯一の例外がMIG-31Mだけで飛ぶチャレンジです。(MiG-31Mだけでキャンペーンクリアを目指す「MiG-31Mチャレンジ」、その結果)
ここでは、MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』だけ、MIG-31Mではクリアできませんでした。
このときに採用した攻略方法は、MISSION UPDATE後に対空兵器を無視してHRIMFAXIだけを集中的に通常ミサイルで攻撃するという方法です。(別の方法での挑戦はまだやっていないので、できないとも言い切れない)
はたして、これは上手くやれば実際に可能なのでしょうか?
ちなみに、シンファクシの場合は、対空兵器を無視してSCINFAXIとLAUNCHERを集中攻撃する方法は有効であり、実際に上記チャレンジで行っています。
前提条件の確認 §
MIG-31M等の対地特殊兵装を持たない機種を想定しているので、特殊兵装は使わないことを前提とします。また、対空兵器を撃破しない関係上、低速で間近まで接近することは事実上できないので、機銃も使えないという前提とします。
さて、シンファクシとリムファクシの大きな相違は、以下の2点です。
- 耐久力が上がっていて、より多くの打撃を与えねば撃破できない
- 5回目の浮上までに対空兵器3つまたはリムファクシ本体を撃破しなければミッション失敗となる
つまり、4回の浮上で通常ミサイルだけでHRIMFAXIを撃破できれば、ミッションはクリアできます。
さて、1回の浮上で撃ち込める通常ミサイルの数は、過去の経験から言うと、平均的な機体で3回攻撃×2発=6発です。特に機動性に優れる機種なら、4回攻撃×2発=8発です。これを4回の浮上で累積すると3回攻撃なら24発、4回攻撃なら32発となります。
ただし、最初の攻撃に限っては目標選択に時間を取られる可能性があるので、上手くやっても攻撃回数は1回ほど少なめになる可能性があります。ゆえに、3回攻撃なら22発、4回攻撃なら30発が妥当なところでしょう。
つまり、HRIMFAXIが通常ミサイル22発で撃破できれば通常の機体でも撃破できる可能性があり、30発で撃破できれば特に機動性に優れる機種で撃破できる可能性があると言えます。
HRIMFAXIは通常ミサイル何発で撃破できるか? §
FALKEN+RAFALE M×3で飛んで試してみました。
まずTLSで慎重に対空兵器を撃破し、残った真っ白(ノーダメージ)のHRIMFAXIに対して、通常ミサイルだけを撃ち込みました。
結論としては、2回やって2回とも32発で撃破することができました。
結論 §
32発というのは微妙な数字です。
もしかしたら、機動性に優れる機種で撃破できる可能性があります。
しかし、機動性に優れているとは言えないMIG-31Mで沈められる可能性は低そうです。
補足・対空兵器を狙う方法とどちらの効率が良いか? §
対空兵器1つはおおむね通常ミサイル8発で撃破できます。
これが計7個あります。
これらを全て通常ミサイルで仕留めるとすれば、8×7=56発の通常ミサイルを要します。
もちろん、その後でHRIMFAXIも撃破する必要があるので、それも通常ミサイルだけでやるとすれば56+32=88発が必要です。
HRIMFAXIを狙えば32発で済むので、それが可能であればはるかに効率が良いことになります。
しかし、32発コースは5回目の浮上前に完了しなければならないため、時間制限が極めて厳しくなります。その結果、そもそも実行できないor実行が極めて困難という状況が多いでしょう。
一方、5回目の浮上までに当てねばならない通常ミサイル数として考えると、対空兵器攻撃の場合は24発であり、32発よりもかなり少なめになります。(リムファクシは、対空兵器3つを撃破すると潜行不能になりますので、3×8=24)
つまり、対空兵器を狙う方が、ずっと楽に進められます。
対空兵器を狙う場合、88発は本当に必要か? §
通常ミサイルを88発以上装備した機種はありません。(難易度を下げれば全機種99発装備になるが)
では、本当に88発必定でしょうか?
必要ありません。
潜行不能に追い込むために対空兵器を3つ撃破した後、残った対空兵器を放置してHRIMFAXIへの攻撃を繰り返した場合、24+32=56発で足ります。
また、機銃を封印しないとすれば、対空兵器を全て撃破した後なら安全に低速で接近して銃撃でダメージを与えられます。その場合は、通常ミサイルの装備数が88発に満たなくても問題なくリムファクシを撃沈できます。
感想 §
HRIMFAXIを撃破するために必要な通常ミサイルの数は、初めて数えました。
かなり大変だと思っていましたが、32発も必要だったとは驚き。
これは、通常ミサイル装備数が少ないF-5EやF-20A等の機体から見れば、装備可能な通常ミサイル数の半数以上にあたります。