トーノZEROのアニメ感想です。
今日のワンピースの感想。
サブタイトル §
「ブルック大奮闘真の仲間への道険し?」
あらすじ §
ブルックは、ルフィ海賊団の役に立ちたいと思い、みんなの手伝いをします。しかし、それらは全て失敗します。
ブルックは、ロビンから本当の仲間なのか不安だと心境を言い当てられます。
ブルックは、仲間が身近にいる幸せを噛み締めます。
風が出てきて、ルフィ海賊団は新しい冒険に向かって進み始めます。
感想 §
ブルックが感じる不安は、ある意味でこれまでには描かれなかった性質のものだろうと思います。ロビンは自分も同じと言っていますが、おそらく質的に違います。というのは、ロビンが持つ不安は自らの価値ではなく、自らの敵の大きさのニュアンスが大きいからです。しかし、ブルックにはそのような敵は(既に)いません。
つまり、これまでは弱小海賊団に一騎当千のメンバーが1人1人増えていく話だったわけです。だから、新規参入メンバーが埋めるべき穴が、ルフィ海賊団には存在していたわけです。
しかし、世界政府の敵となったあたりから、ルフィ海賊団は完成された最強集団として機能し始めます。それゆえに、新参者は自分の居場所が上手く見えにくいところがあるのでしょう。その不安感は、たぶんワンピースの世界では初めてなのではないでしょうか?
今回の一言 §
それにしても、ブルックの不安を的確に言い当てるロビンの「大人」ぶりはいい感じですね。