駒沢線は、下高井戸の地理的範囲内には存在しません。おそらく、下高井戸から駒沢線を見ることができる場所もあまり無いと思います。しかし、下高井戸を通過する北堀線と送電線が空中で交差する箇所があり、地理的に比較的近い場所を通っているため、ここでは下高井戸から比較的近い範囲に限って取り上げます。
ここでは、No.77-No.80を取り上げます。
駒沢線No.77 §
所在地: 杉並区和泉2丁目
撮影日: 2009年3月24日
玉川上水新水路跡の脇にあります。ここは現在杉並区の「遊び場96番」となっています。この遊び場からも鉄塔はよく見えます。南側から続く道からもよく見えます。
この鉄塔の敷地は単なる鉄塔にしては不自然に広くかつ不定形で門も立派なので、かつて何かの施設があった、あるいは地下に何かの施設があるのではないか、とも考えられているようです。ちなみに、下段に腕金の付いていた跡が残っていて、本来はより回線数の多い鉄塔であった可能性があります。腕金の跡は、No.76にもあります。(以上はサルマルヒデキさんのご教示による)
駒沢線No.78 §
所在地: 杉並区和泉2丁目
撮影日: 2009年6月4日
住宅地の路地の突き当たりにあります。驚くべきことに、鉄塔には柵が存在せず、道路からそのまま鉄塔の真下に入ることができます。自転車の置き場などに使われていました。
駒沢線No.79 §
所在地: 杉並区和泉2丁目
撮影日: 2009年6月4日
日本大学鶴ヶ丘高校の敷地内にあり、容易に接近することはできません。南東側の路地から入れば比較的近い位置までは接近できますが、途中に民家が入ってしまいます。環境美化鉄塔です。
No.79-No.80の間は、大半の送電線が日本大学鶴ヶ丘高校の敷地上にありますが、航空写真を見ると、ほぼ送電線の下を避けて建物が建てられているレイアウトを見ることができます。
駒沢線No.80 §
所在地: 杉並区和泉2丁目
撮影日: 2009年6月4日
日本大学鶴ヶ丘高校の北側道路沿いにあります。根本に接近することは容易です。環境美化鉄塔です。南西方向から道路に沿って撮影することも容易ですが、根本に建物がかぶって良ければ、北西方向の駐車場ごしに撮影するのも良いと思います。(上記の写真のアングル)
